<この体験記を書いた人>
ペンネーム:2カレッタ4
性別:女
年齢:45
プロフィール:結婚して15年。3人の子どものワーママです。
同い年の主人と結婚して15年が経ちました。
夫婦ともどもお酒が好きで、お酒のおかげといったらいいのか、お酒によって二人の距離が近付いたのも事実です。
しかしここ数年で、主人のお酒の飲む量がどんどん増えてきました。
そして年齢とともに弱っていく身体......。
毎年、会社の健康診断では「要精密検査」になり、一応は病院へ行くのですが、1カ月経つと自分で「もう大丈夫」と言い出し病院通いもやめてしまいます。
何を根拠に大丈夫なのか全くわかりません。
また、飲酒の量は全く変わらず、減量しようとはしてくれませんでした。
家にお酒がなければ買ってくる、冷蔵庫にビールが冷えていなければ、氷を入れてでも飲む。
子どもたちからの言葉も主人には響かず、ただ心配することしかできませんでした。
そんな主人が最近、体の痛みを訴えるようになりました。
飲酒と関係あるかは、検査をしてみないとわかりません。
しかし、私たち家族は主人にお酒の量を減らしてもらうチャンス!と、みんなで「お酒が関係し、痛みもでる病気」の話や、主人の酒量が「普通の人よりどれだけ多いか」など、ここぞとばかりに訴えました。
その後病院にいったところ、「椎間板ヘルニアの症状が原因と思われる」との診断でしたが、健康診断の結果が良くないこともあって、いろいろな検査をやってもらうことになったのでう。
その検査結果が出るまでの数日。
これまで、何を言っても右から左、馬の耳に念仏だったの主人が、朝、キッチンで朝食の支度をしていた私にこんなことを言ったのです!
「今日から、お酒控えるわ。ビールを冷やすのは2本でいいよ」
主人の性格・態度からは全く予想できない言葉だったので(これまではビール4本+焼酎でした)、思わず耳を疑ってしまいました。
今日はエイプリルフール?
漫画とかで見たことがあるけれど、こういうときって、人は本当にほっぺたをつねるんですね。
私も無意識のうちにやっていました(笑)。
そして...本当にお酒を減量し、さらにさらに、1週間に1日は「禁酒」をすることができたのです!
なんて素晴らしいんだろう!と、本当に嬉しく思いました。
そして病院の検査結果は椎間板ヘルニアと、毎回言われている肝臓の数値のこと(数値も変化はとくになし)で、これまでの診断内容と変わらないものだったのです。
そして主人はこの結果が出た後も、お酒の量の調整や禁酒する日を変わらず設定してくれています。
まだまだ心配ごとは盛りだくさんですが、全くできなかったことを考えれば、今の努力を認めたいです。
主人のペースでいいので、このまま酒量を減らしていってもらいたいと思っています。
関連の体験記:えっ!悪化してない? ケガすると「独自の治療法」を試みる夫/しまえもん
関連の体験記:お酒が飲めない私。お酒を10杯飲んでワリカンし「安かったね~」と言い放つ友人たちにピクピク
関連の体験記:身勝手なウチの弟と「なんで結婚したん?」弟嫁が明かした「哀しい理由」は.../かづ
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。