<この体験記を書いた人>
ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:40
プロフィール:2児のアラフォーママです。同居する義母のお金に対する価値観にモヤモヤしています。
2020年11月のことです。
夫41歳の誕生日が近づいていました。
よく見ると誕生日は土曜日で、ちょうど夫の仕事が休みでした。
なかなか誕生日と休日が重なることってありませんよね。
これはいい機会だと思い、飲食店で誕生日パーティをすることにしました。
10歳長男と7歳長女に話すと、大張り切りです。
そして長男が「せっかくだから、おじいちゃんとおばあちゃんも誘ったら?」と言ってきました。
確かにそうだと思い、同居する70歳義父と63歳義母も誕生日パーティに誘うことにしました。
新型コロナウイルス感染を避けるべく、外での食事を控えていた義両親ですが、久しぶりに行きたいとのこと。
家族6人そろって夫の誕生日パーティができることになり、とても楽しみでした。
またその頃はGo To Eatキャンペーン真っただ中です。
1000円以上のディナーをネット予約することで、1人1000円分のポイントが得られる楽しみもありました。
さっそく夫に何が食べたいか聞くと「焼肉!」と即答。
そこで個室のある焼き肉屋さんをネットで検索すると...さらなるお得なキャンペーンを見つけたのです。
誕生日当日に食事をすると、なんと本人の飲食代金が無料になるとか。
さらにケーキもサービスというから驚きです。
迷わずその焼き肉屋さんで、1人当たり3500円のコースを予約しました。
お得かつ素敵な誕生日パーティになりそうで、予約した時から楽しみでなりませんでした。
一応、お金に対してシビアな義母には、あらかじめ「1人3500円」が必要だと連絡しておきました。
孫に駄菓子を買うことすらためらう、ケチな義母なので前もって伝えておくのが大切なのです。
そして、楽しみにしていた夫の誕生日がやってきました。
なるべく密を避けるよう、夕方17時ごろに入店。
個室へ入り、久しぶりの焼肉を家族みんなで堪能しました。
サプライズケーキには、夫は目を丸くして驚いていましたが、みんなにお祝いされ、夫の顔は終始ほころんでいました。
そして誕生日パーティも終盤、いい雰囲気のままそろそろ帰る支度をしようとした時、義母が思いもよらぬ発言をしたのです。
タッチパネルに表示されている、合計飲食代金を目にした義母が「合計安くない?」と言うのです。
そういえば、夫の飲食代が無料になることを、義母に言っていませんでした。
義母はバッグから電卓を取り出し、何やら計算し始め、そして「私たち2人分はこれで足りるよね?」と2000円を私に差し出してきたのです。
ちょっと待って、自分がポイントをもらえないからって、還元されるポイント分まで引いた金額で割り勘にしたの? 子供達も頭数に入れて?
夫の分のマイナス、さらにGo To Eatキャンペーンで付与される1000円×6のポイントも引いた合計金額を6人で割って...お義母さん、2000円じゃ足りません!
義両親から余計にお金をとろうなんて考えていませんが、私が「〇円でかまわないよ」と言うならまだしも、一方的にここまでされたことに正直ドン引きです。
いくらポイント還元があり、夫の分はサービスされるとはいえ、3500円×5人分、1万7500円は現金で支払わなくてはいけないのに!
義母は安く食べられたことに満足気でしたが、私はモヤモヤしてなりませんでした。
考え方やお金の価値観は人それぞれ異なりますし、義母を否定するつもりはありません。
ただ...義母にとっては息子の誕生日です。
そしてお得に食べられたのです。
私が義母の立場であれば少しでも負担して、お祝いしてあげたいけどな...と感じた瞬間でもありました。
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