<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:51
プロフィール:結婚して20年の兼業主婦。先日義実家をリフォームしました。
私は51歳の兼業主婦です。
旦那(現在52歳)と結婚し、義実家で生活しだして20数年経ちました。
義実家は義父が私たちが結婚する前に建てたもので、もう築35年ほどになります。
正直、浴室の浴槽がかなり深く作られていたり、廊下の一部に土壁の場所があったりと今の生活様式と比べればだいぶ古いものでした。
義両親もだいぶ歳をとってきたことから(義父78歳、義母75歳)バリアフリーにするのも兼ねて、家をリフォームすることにしました。
とは言っても、子供たちがまだ大学生と高校生で、大学の近くで下宿をしていたり、専門学校への進学を希望したりしています。
まだまだそちらにお金がかかるため、リフォーム代はできれば抑えたいところ。
そこで旦那の友人の左官屋さん(以後、Aさん)に相談することにしました。
Aさんは旦那の幼馴染で、高校卒業後地元でお父さんの跡を継ぐために左官屋さんになったという職人さんです。
気の良い方で、私たちの家のお金事情を話すのは少し恥ずかしかったのですが、相談してみました。
友人ということもあり旦那が気兼ねしなかったのと、Aさんにも同世代のお子さんがいたため、親身になって話を聞いてくれました。
「学校ってほんまに金かかるところやからなあ」と笑いながら、Aさんは出来る限り予算を抑えるよう協力すると言ってくれました。
Aさんが出してくれたアイデアは、現役職人らしく実用的なことばかりでした。
浴室はユニットバスにするが、何も最新の型にする必要はないと、自分の知っている業者に声をかけて安いものを探してくれました。
玄関は今のドアに金属をかぶせる方法が安く仕上がるなど、私たちには思いつかないことばかりです。
実際に業者などに頼むと、浴室はユニットバスが安いらしいのですが、新しい型を勧められることが多いそうです。
機能性が優れていることもあり、新しい型を勧めるのは間違いではありませんが、そうなるとやはりリフォーム代が割高になります。
またAさん自身も外壁の足場を屋根の施工屋さんと相談して一気に組み立ててくれ、そのことで屋根の施工屋さん分の足場の料金が浮き、屋根と外壁のリフォームもスムーズに終わりました。
結果的に、Aさんに相談する前に他の業者で見積りを出してもらったよりも、80万円ほど安くリフォームすることができました。
知り合いに頼むと遠慮したり、向こうの提案を断れなかったりして、逆に高くつくことになったという話も聞いたりします。
しかし、Aさんに関してはこちらの要望を細かくくみ取ってくれるだけでなく、良い意味でざっくばらんとした方だったのでちょっとしたこともお願いしやすく、理想通りの新しい我が家が出来上がりました。
長く生活する家という空間だからこそ、納得した施工をしてほしいというのは、決して贅沢なことではなく、当たり前のことですよね。
Aさんにお願いして良かったね、信頼できる知り合いが近くにいた私達はラッキーだったねと、旦那と頷きあっています。
関連の体験記:共働きの47歳妻の私、手取り16万円が「中学生の子供」に飛んでいく...よし、副業しよう!
関連の体験記:「いいから、いいから」3人の子どもと買い物に奮闘中の私に声をかけてくれた...「神様のような人」
関連の体験記:長年の「ちょっと不便」を解消できた! 結果的に大正解だった、我が家の「特別給付金」の使い道
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。