「ドッジボールで活躍したい!」小3の息子の練習に、44歳元バスケ部の私が意気揚々と付き合ったら...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:きんぴら
性別:女
年齢:44
プロフィール:断捨離しようと思いましたが、思い出の品が捨てられませんでした。家が綺麗にならず困っています。

「ドッジボールで活躍したい!」小3の息子の練習に、44歳元バスケ部の私が意気揚々と付き合ったら... 49.jpg

現在小学三年生になる息子がいます。

アウトドアというよりインドア派で、のんびり屋の息子がある日「ボール投げをしたい」と言ってきました。

母親の私はびっくり! 

体操教室もサッカー教室も長続きしなかった息子がボール投げとは何があったのか!

理由を聞くと、ドッジボールで逃げてばかりでなく、ボールをキャッチして投げられるようになりたいとのことでした。

それを聞いた私は、息子が頑張りたいことを見つけたことに感動し、思いを叶えるべく、ボール投げの練習に付き合うことにしました。

そして、久しぶりにボールを触るということにワクワクしました。

というのも、私は中学生の時バスケ部だったのです。

ボールを投げたりキャッチしたりすることが懐かしく、それを息子とできるなんてという嬉しさから毎日やっておりました。

初めは驚くほど下手だった息子も、毎日一時間以上、休日は旦那も交えて数時間練習することであっという間に上手になりました。

「さすが私の息子!」なんて喜んでいたのは束の間。

ある日、ボールをキャッチしたとき人差し指に激痛が走りました。

瞬間的に「突き指だ」と思った私。

初めは他の指と同じように曲がっていましたが、数十分後には段々曲がらなくなり...。

家に帰って、コップを持つ、歯磨き粉を絞る、そんな動作で痛みが走るように。

それでも「明日になれば治るだろう」と軽い気持ちで寝ましたが、翌日になっても事態は変わらぬまま。

そこで整形外科を受診したら...剥離骨折していました。

バスケ部だった中学生のときは、きちんと準備運動をして「ボールをキャッチするのは手の平で」を徹底していました。

しかし、相手は小学生の子どもという気持ちの緩み、そしてなにより、自分が44歳の身体であるということを忘れ、甘く見ていた結果でした。

治療法はギプスではなく、中指と人差し指をテーピングで固定するというもの。

これだけでだいぶ痛みは落ち着きましたが、鍋の持ち手を握ったり、ジャガイモの皮を剥いたりするのが痛かったです。

2週間後にレントゲンを取り、更に2週間後にもう一度レントゲンを取り、ようやく1か月で「完治」との診断が下り、テーピングを外すことができました。

お医者さんには「これからは取り方に気を付けてね。きちんと準備運動するんだよ」と言われてしまいました。

今後は元バスケ部だからと過信せず、初心に戻ってボール投げをしていきたいと思います。

ちなみに...息子は練習の成果あって、ドッジボールで活躍できるようになったとのこと。

母親としては嬉しい限りです。

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