「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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「あるのに買ってしまう」ストックのムダを省くなら?
A.引き出し収納で量を限定
ラップ、アルミホイル、クッキングシートは1種類に1個と決め、キッチンの引き出しを定位置。
→箱、紙ものにおすすめ。自然と上限ができます
ラップ類は浅い引き出しを置き場所に決め、1種類に1つしか入らないように仕切りを作って管理します。スペースを限定すれば、在庫を確認しなくても自然に持ち物がセーブできます。スーパーのバーゲンは定期的に行われます。安売りのたびにあわてて買ってしまわないことを習慣にするのも収納上手になるための極意です。
便箋、一筆箋、封筒、収納袋などの紙類は高さ3㎝ほどの引き出しに入れる。自然にこれ以上持たずにすむ。
B.残量を見える化する
ラベリングした調味料はメッシュボックスに入れてパントリーの目に見える場所で保存。
→粉、液ものにおすすめ。「あったっけ」がなくなる
調味料などのストックを必要以上に持たないようにするには、現在使っているものの量をいつも見ておく必要があるので、引き出しなどにしまわず、メッシュボックスに立てる収納がおすすめ。また、できるだけストックは持たず、今使っているもの=ストックと考えます。
砂糖や小麦粉は大きめのケースに入れてここから使うと、ストックを持たなくてすむ。透明ケースに入れ「見える化」を。
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