「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納を「どっち?」形式でご紹介します。
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
大きさの違う食器を迷わずきれいにしまうにはA、Bどっちが正解?
A.立ててしまう
ディッシュスタンドをサイズ違いで2種類3個ずつ、計6個を組み込んで立てて収納した例。
→Good! 片手で取り出しやすくしまいやすい
立てて収納すると、上から見てどこに何があるのかがすぐにわかります。重なった食器を一度出すことなく、ワンアクションで取り出せるのも利点です。食器は、贈答などで増えやすいもの。わが家では和風・洋風・中華料理で食器を変えずシンプルなデザインの食器に統一。来客用と家族用も共通にして増やさないようにしています。
深さのある皿も立てて収納。仕切りがやわらかい素材のスタンドを使うと深さがあっても収納できる。
しまうとき、余裕があれば色別に入れると、引き出しを開けたとききれいに見えて気分アップ!
B.重ねてしまう
食器棚に、急須、コーヒーカップなどお茶セットとともにお皿を収納。コの字ラックを入れ、上にもスペースを作る。
→イマイチ...多くの食器が収納できるが取り出しにくい
食器を限られたスペースに収納したい場合、重ねると多くの枚数が収納できます。ですが下の食器を取り出す場合は多くても3~4枚までに。奥行のある場所に収納する場合は、かごを使って取り出しやすい工夫を。コの字ラックを入れれば取り出しやすい上に、スペースも増やせます。
手前にはよく使う食器、奥にはあまり使わない食器をそれぞれプラかごに入れて収納している。このようにすれば奥の皿を出す場合もかごごと引き出せばいいのでラク。
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