いじめられた上に介護まで... 生前「イビられた」お姑さんの供養はすべき?

結婚後の生活に大きな影響を及ぼす"嫁姑問題"。お姑さんが生きている間だけでなく、亡くなった後までその影響が続くことがあるようです。ネット上では、生前の確執が原因でお姑さんの供養をしたくないというお嫁さんが話題になっています。

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お姑さんの供養をしないお嫁さん

相談者は、お姑さんに"いびられた"というお嫁さんを持つ男性。一人っ子で長男の男性は、父が亡くなったため結婚5年後に母との同居生活をスタートさせました。最初は反対していたお嫁さんですが、渋々同居。しかしお姑さんは男性の知らないところでお嫁さんをいじめていたらしく、毎日愚痴を聞かされたり泣かれたりしたと明かしています。

さらに同居10年が経った頃に、認知症がひどくなったお姑さんは要介護者に。特別養護施設への入居待ち中はお嫁さんが自宅介護をしていたのですが、そのうち介護ノイローゼで通院するようになってしまいます。

その後お姑さんは亡くなりましたが、お嫁さんは頑なに供養を拒否しているそうです。仏壇のお供えや線香を焚いたりもしないため、男性はお嫁さんに対して「母を供養する気持ちを持ってほしい」「亡くなってしまったからと水に流す事は難しいのでしょうか?」と語っていました。

しかしこれには、ネット上から「あまりにも想像力がなさすぎる。何年経とうが、通院するほど追い詰められた記憶が消せるわけない」「供養は実子であるあなたがやればいい。もう奥さんを解放してあげて」「死んだ人より生きてる人が優先でしょ。あなたがそんな態度だから、余計に奥さんは供養したくないんだと思う」と批判が続出。多くの人が、お嫁さんの気持ちを考えるべきだと指摘しています。


辛い介護生活で確執はより深いものに?

また「介護義務は実子なのに、奥様に丸投げしてこの言い草。ありえない」「要介護者の面倒を見ることが、どれだけ辛いのかわかってない」「明らかに介護を奥さんに放り投げて、それはないと思う」という声も。

日本生命保険相互会社が行ったアンケートによると、「介護経験において大変だったこと」では「精神的な負担」が半数以上を占めて1位に。他にも「体力的な負担」「相談できる人がいなかったこと」といった理由が上がっています。

「介護対策として必要と思うこと」という設問では、「本人・家族での事前の話し合い」「介護の専門職への相談」といった点がランクイン。ニッセイ基礎研究所の前田展弘主任研究員は、「介護に取り組むにあたって大事なことは、『独りで抱え込まない』『みんなの支援を受ける』『無理をしない』ことだと思います」とコメントしていました。

お姑さんとの確執や辛い介護生活で、供養を拒否するほど追い詰められてしまったお嫁さん。もしお嫁さんと同じ状況に陥ったら、あなたはどう行動しますか?

文/藤江由美


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