試行錯誤のうえ続けてきた家事でも、面倒くささを感じやすくなってきたなら、それは今までのやり方を見直すよいタイミングです。モノだけでなく、日常の行動のちょっとしたムダを省いて快適に暮らすヒントを、家事アドバイザーの山﨑美津江さんに教えていただきました。
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年2月号に掲載の情報です。
【前回】フライパンは片手でスッと取り出せる!家事アドバイザーの山﨑美津江さんの「しない家事・片づけ編」
しない料理
食器を洗いたくない
→仕切りつきのお皿で枚数を減らす
山﨑家で役立っているのは、近所の瀬戸物店で見つけた仕切りつきプレート。「お皿の数も減らせるし、小さなおかずを少しずつ盛れるのも便利。朝は丸プレート、昼、夜は角型や長皿タイプを活用しています」
食事のしたくに時間がかかる
→バランスに気を付ければ凝った料理は作らなくていい
野菜をたっぷりとることを心がけている山﨑さんは、常備菜を活用して上手に時短。「副菜になる野菜おかずがあれば、あとはメインにたんぱく源を合わせるだけ。『先手仕事』でラクします」
簡単調理で野菜おかずを常備
塩昆布あえ、レモン酢あえなど、『切る、浸ける、あえる』だけの簡単野菜おかずをいつもストック。ビタミン不足を解消します。
副菜はいちいち作らない
買い物から帰ってきたら、常備菜作りが日課。きんぴらや煮物など6種類ほど保存容器でストックし、2~3日で食べ切ります。