まぐろとアボカドを、マスタードやソースで洋風に! 年末年始のイベントで食べたい「まぐろアボカドタルタル」

年末年始、人が集まる機会の多い中で大変なのは、パーティーメニューなどを考えること。出来合いのものだけで済ませようと考えると、けっこうな出費になってしまいます。あまり無理することなく、それでいて場を盛り上げられる料理のレパートリーがほしい......。筆者含め、そう思っている人は多いはず。

『3分クッキング』12月号の巻頭特集は、家族が集まる特別な日に重宝する「幸せ小鉢」。特集内には、表紙にある通りいつもの食材で完成するごちそうおかずがいっぱい! そんな中でも目を奪われたのが、「まぐろアボカドタルタル」。

まぐろとアボカドは定番の組み合わせですが、これ、なんとウスターソースやマスタードで和えてあるんです。いったいどんな味がするのか......。でも、まぐろには良質なタンパク質が、アボカドには良質な油と食物繊維、ビタミンなどの栄養がたっぷり。そういう意味でも、食生活が乱れがちな年末年始にぜひとも登場させたい! そこで、早速作ってみることにしました。

まぐろとアボカドを、マスタードやソースで洋風に! 年末年始のイベントで食べたい「まぐろアボカドタルタル」 まぐろアボカドタルタル_画像.JPG

たっぷりの万能ねぎと層にして
「まぐろアボカドタルタル」

材料(4人分)
まぐろ(刺身用)............1さく(150g)
アボカド.....................1個(200g)
ソース(ケッパーのみじん切り大さじ1 ウスターソース大さじ1/2 マスタード小さじ2 おろしにんにく小さじ1/2)
万能ねぎの小口切り......4本分(40g)
オリーブ油..................適量

作り方(4人分)
1 アイスクリームカップ(直径、高さ約6cm)の底を抜き、円柱型を4個用意する。ボウルにソースの材料を混ぜ、まぐろを1cm角に切ってあえる。アボカドは皮と種を除き、1cm角に切る。
2 器に型をのせ、アボカド、まぐろ、万能ねぎの順に1/4量ずつギュッと押しながら重ねて詰める。型をはずし、オリーブ油をかける。好みでパンを添えて。

◇ ◇ ◇

最初、和風のイメージが強いまぐろが入っているのに、こんな洋風の味つけで合うの?と半信半疑でしたが、ケーパーの酸味とにんにく、マスタードを効かせた程よくコク深い味わいのソースは相性抜群! 生魚特有の臭みを完全に消し去り、爽やかさも。そこにアボカドとねぎが加わることで、完全に洋風のパン用おかずとして成立していました。もちろん、ご飯やワインと合わせるのもアリ! 見栄えもよいので、これが一つあるだけで一気に食卓が華やぎます。

型は、炭酸飲料などの500ml入りペットボトルを切ったものでも代用できます。今年の年末年始のイベントに、作ってみてはいかがでしょうか。

調理・文/月乃雫

 
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『3分クッキング』12月号

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12月号は毎年好評の「花カレンダー」が付録です。

※この記事は『3分クッキング12月号』からの抜粋です。

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