別添えのたれで味変もできちゃう!「さんまと舞茸のだしごはん」

秋も深まり、スーパーの店頭でもおいしそうな旬の食材が食欲を刺激してくるこの季節。せっかくこれだけ手に入りやすい「旬」に溢れているのだから、もっと満喫したい。でも、定番料理だけではちょっとつまらないかも...。今回の『分クッキング』11月号の特集は、「旬を味わう!秋の炊き込みごはん」。おいしそうで、かつ工夫も詰まった炊き込みごはんが並ぶ中、一層気になったのがこれ。炊き込みごはんとたれがセットになった、「さんまと舞茸のだしごはん」です。

さんまは秋の定番中の定番ですが、良質な脂やたんぱく質、鉄分、カルシウム、ビタミンなどを豊富に含むとっても優秀な食材。健康のためにも、旬のうちに積極的に取り入れていきたいですよね。このさんまにうまみたっぷりの舞茸を合わせるだけでも十分成立しそうなのに、さらにごまのたれ...。気になるので、早速作ってみることにしました。

別添えのたれで味変もできちゃう!「さんまと舞茸のだしごはん」 さんまと舞茸のだしごはん_画像.JPG

旬のさんまを味わう
『さんまと舞茸のだしごはん』

材料(4人分)
米......2合
さんま......2尾(200g)
 (塩少々)
舞茸......1パック(100g)
煮干し(そのまま食べられるもの) ......大さじ2
しょうゆ......大さじ2
たれ(作りやすい分量)
・しょうゆ、みそ、酢、すり白ごま、ごま油......各大さじ1
・砂糖......小さじ1
・万能ねぎの小口切り......10本分

作り方
1 米は炊く30分前に洗ってザルに上げる。

2 さんまは頭と尾を切り落とし、腹ワタを除いて長さを半分に切る。バットに並べて塩をふり、5分ほどおく。水気をふいて魚焼きグリルでこんがりとするまで5~7分焼く。舞茸は根元を落としてほぐし、食べやすい大きさに裂く。

3 炊飯器に米を入れてしょうゆを加え、2合の目盛りまで水を加えて軽く混ぜる。煮干し、2をのせて普通に炊飯する。炊き上がったらさっくりと混ぜて器に盛り、たれの材料を混ぜて添える。

◇ ◇ ◇

香ばしく焼かれたさんまのふわっとした身と、歯ごたえが楽しい舞茸、そこに煮干しを加えることで、しょうゆだけの味つけとは思えない風味豊かな味わいに。そのまま食べてもおいしいですが......お酢の入ったたれをかけることで、キリッとしたメリハリをプラスできます。どちらもそれぞれに魅力的な味なので、半々くらいで食べるのがオススメ!

さんま以外に鯖や鱈、鮭で作ってもおいしそうなので、まずはさんまを満喫して、旬が過ぎたらいろんなバリエーションを模索してみるのもいいですね。たれをかけるという新発想で、炊き込みごはんの新しい道が開拓できそうです。

調理・文/月乃雫

 
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『3分クッキング』11月号

旬を味わう!秋の炊き込みごはん

お米がおいしい秋本番。旬の味覚の炊き込みごはんを特集します。定番のさつま芋ごはんは塩バター味で。ごぼうやれんこんと肉やツナ缶を組み合わせたり、さんまや鮭にきのこをプラスしたり。どれも具だくさんで、炊飯器に入れて炊くだけの簡単レシピ。食卓が盛り上がること間違いなしです。

第2特集は「ちくわの主役おかず」。大庭英子先生が、ちくわを大変身させる11品を提案します。

好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「牛肉の甘辛煮」、「Mizukiのやみつき旬おやつ」は「バナナパウンドケーキ」です。

※この記事は『3分クッキング11月号』からの抜粋です。

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