日本一のレモンの産地、広島県尾道市瀬戸田町の農家レシピをお届け。皮も安心して使える国産レモンなら、まるごと使った保存食が気軽に作れます。
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年11月号に掲載の情報です。
【前回】美肌効果や老化防止に。旬のレモンの栄養をまるごといただく!農家に教わる「まるごとレモンの保存食」
農家の保存食
いち推しは「レモンの砂糖漬け」
レモンを輪切りとみじん切りにし、砂糖をまぶして漬け込むだけ。切り方を変えて使い分けると主菜、主食、副菜と用途が広がります。
材料(作りやすい分量/輪切り・刻み共通)
国産レモン(無農薬のもの)...3個(約300g)
砂糖(上白糖、またはグラニュー糖)...200g
作り方
(1)レモンは柔らかいスポンジなどでこすって洗う。軸やお尻の部分に汚れがたまりやすいので、その辺りは丁寧にこする。
(2)レモンを2mm厚さほどの輪切り、または3mm角くらいに刻む。
(3)アルコール消毒をした保存瓶に、レモン、砂糖を交互に入れる。
(4)ふたをして室温に3日ほどおき、砂糖が溶けてレモンがシロップに浸かったら冷蔵庫に移す。さらに1週間おくと皮が柔らかくなって食べ頃に。
保存期間
冷蔵で2カ月ほど
※1年ほど保存できるが、味や色が変化するので、2カ月を目安に使いきるのがベスト。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用ください。
時短POINT
作り方(3)で耐熱容器に入れ、作り方(4)で電子レンジ(600W)で2〜3分加熱して砂糖をある程度溶かしてから冷蔵庫におけば、1週間ほどで食べ頃になる。