疲労回復やコレステロールを抑える効果も! 旬の国産レモンで作る「レモン保存食」

国産のレモンが旬を迎えます。皮ごと安心して使える国産レモンでレモン塩麴や乾燥レモン、マーマレードなどを作ってみましょう。レモンの香りにも癒されます。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに「レモンマーマレードの作り方と活用レシピ」を教えてもらいました。

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皮の下にフラボノイド
レモンの皮のすぐ下には、エリオシトリンやヘスペリジンといったポリフェノールの「フ
ラボノイド類」が豊富に含まれています。フラボノイドは活性酸素に対する抗酸化作用がとても強いことで知られ、血管をしなやかにするとされています。ぜひ皮ごと使いたいものです。

コレステロールを減らす
エリオシトリンやヘスペリジンといったフラボノイドの成分には、コレステロールの過剰な上昇を抑える働きがあります。また、動脈硬化が改善されて血管がしなやかになると血液がスムーズに流れ、血圧も正常値に近くなります。

疲労回復や美肌に
レモンにはビタミンCが豊富なことはよく知られています。またクエン酸も豊富なので、疲れからの回復を促進したり美肌に導くなど、健康と美容の両面に働きかけます。代謝がよくなるので疲れず、太りにくい体作りに役立ちます。

リモネンでリラックス
レモンの爽やかな香りはリモネンと呼ばれる皮にある香りの成分です。リラックス効果だけでなく、ダイエット効果もあるといわれています。国産レモンなら安心して皮ごと使えるので、リモネンの効果を存分に取り入れられます。

干したりジャムにしたり
レモン塩麴はレモンを塩麴に漬けた調味料です。さまざまな料理に加えると味を引き立ててくれる不思議な調味料です。またマーマレードやお茶にしておくのもおすすめ。干したレモンは、パッと気軽に料理に加えることができます。

国産レモンで
ビターマーマレード

ちょっぴりビターな大人向けマーマレード。

レモン1個からレンチンで作れます。

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大さじ1(18g)あたり28kcal/塩分0g

材料(できあがり300g)
国産レモン...1個(200g)
水...100ml
砂糖...100g

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作り方
(1)レモンは外皮をたわしで洗い、キッチンペーパーで水分を拭き、半分に切って果汁を搾る。

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(2)汁を搾った後のレモンを8等分に切って、フードプロセッサーにかけ、みじん切りにする。

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(3)耐熱ボウルに(2)を入れ、(1)の搾り汁と水を加えて混ぜる。

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(4)ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで6分加熱する。

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(5)砂糖を加えて混ぜ、ラップはかけずに電子レンジ600Wで5分加熱する。

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●熱いうちに瓶に詰め、ふたをする。
●常温で2カ月、開封したら冷蔵で1カ月保存できる。

※保存容器は清潔で完全に乾いたものを使用してください。
保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合があります。

カマンベールチーズ& ビターマーマレード

つまみにもパンのお供にも、ちょっとおしゃれなひと品です。

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1人分115kcal/塩分0.6g

材料(2人分)
カマンベールチーズ ...60g
ビターマーマレード...大さじ2

作り方
カマンベールチーズはいただく30分前に冷蔵庫から出して室温に戻し、好みのサイズに切る。器にのせ、ビターマーマレードをのせていただく。

レモンジンジャー茶

風邪予防に効果的なレモンとしょうがをおいしいお茶にしました。

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カップや湯のみに1人分でレモンジンジャー茶大さじ2を入れ、熱湯100mlを注いで混ぜる。血行がよくなり、体がポカポカして芯から温まる。

材料(できあがり630g)
国産レモン...1個(200g)
しょうが...20g
砂糖...220g

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作り方
(1)レモンは半分に切って果汁を搾る(果汁は使わない)。皮はへたを除き8等分したら、耐熱ボウルに入れ、水200ml(分量外)を注ぎ、ふんわりとラップをかける。電子レンジ600Wで6分加熱し、ざるに上げて水をきる。

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(2)しょうがは洗って皮付きのまま水けを拭き、半分に切る。フードプロセッサーに(1)とともに入れて回す。

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(3)砂糖を2回に分けて加え、その都度回し、ペースト状にする。

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(4)耐熱ボウルに移し、ラップはしないで電子レンジ600Wで4分加熱する。

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●熱いうちに瓶に詰め、ふたをする。
●開封前は常温で1年間保存できる。

※保存容器は清潔で完全に乾いたものを使用する
保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合があります。

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大さじ1(18g)あたり27kcal/塩分0g

乾燥レモン

干したレモンはいつでも使えて便利です。お漬物などに加えても美味。

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ワインに浮かべたり、紅茶に加えたりすると、風味と香りが抜群によくておいしくなる。

材料(できあがり20g)
国産レモン...1個(200g)

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作り方
(1)レモンは3mm幅の輪切りにする。直径25~26cmの耐熱皿、または無地の洋皿を2枚用意し、それぞれにキッチンペーパー2枚を敷き、レモンが重ならないように並べる。

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(2)ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで各2分加熱する。

※加熱時間は守ってください。

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(3)キッチンペーパーをかぶせて押さえ、水分を取る。疲労回復やコレステロールを抑える効果も! 旬の国産レモンで作る「レモン保存食」 2211_P033_12_W500.jpg

(4)クッキングシートを敷いた盆やトレーに並べ、パリッとするまで室内で乾燥させる。秋だと1~2日ほどかかる。

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●保存袋に入れて冷蔵する。疲労回復やコレステロールを抑える効果も! 旬の国産レモンで作る「レモン保存食」 2211_P033_14.jpg

全量86kcal/塩分0g

取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景) 

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2022年11月号に掲載の情報です。

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