夏疲れの体にしみる...! 料理研究家の井澤由美子さん直伝「簡単フルーツ酢レシピ」

りんごしょうが酢

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1杯分46kcal

酢とりんごの相乗効果で疲労回復。さらに酢としょうがのW効果で血行を促進してむくみや冷えを改善。消化吸収を高め、胃腸の働きを増進します。

おすすめドリンク
お湯を注ぐだけでしょうがの香りが立っておいしい。シナモンスティックを入れると、より体が温まる。

材料(1Lの保存瓶1本分)
りんご......1個(正味230g)
しょうが......1個(正味60g)
米酢......450mL
氷砂糖......300g

夏疲れの体にしみる...! 料理研究家の井澤由美子さん直伝「簡単フルーツ酢レシピ」 2308_P034-035_07_W500.jpg下処理の仕方
りんごとしょうがはよく洗い、水けを拭き取る。りんごは4等分に切って芯を取り、皮つきのまま1cm幅の半月切り、しょうがは皮つきのまま薄切りにする。

夏疲れの体にしみる...! 料理研究家の井澤由美子さん直伝「簡単フルーツ酢レシピ」 2308_P034-035_08_W500.jpg

ポイント
りんごが浮いて酢から頭を出さないように、落としラップをしてふたをする。

フルーツ酢はおいしくアレンジできます

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お手軽スイーツに

果実がやわらかくなっているので、ジャムやソースにすると短い加熱時間であっという間に仕上がる。またゼリーやパウンドケーキに入れたり、ヨーグルトやアイス、かき氷にかけるだけでも夏らしいデザートに。シロップ、果実どちらかだけでも、両方使っても作れる。

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料理にも
オイルと塩分を加えてドレッシングに。サラダはもちろん、唐揚げなど揚げ物にかけるのもおすすめ。薄く切った夏野菜をフルーツ酢で和えて酢の物にしてもおいしい。またフルーツ酢の酵素は肉をやわらかくする効果があるので、肉の煮込みや漬け込み料理にも最適。

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キウイ酢ドレッシング

材料と作り方(作りやすい分量)
漬け込んだキウイ5切れ、フルーツ酢大さじ1、オリーブオイル大さじ1と1/2、塩麴小さじ1を清潔な瓶に入れ、ふたをしてよく振る。

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バナナ酢ジャム

材料と作り方(作りやすい分量)
漬け込んだバナナ12切れ(半量)、シロップ大さじ4を小鍋に入れて中火にかける。混ぜながら2〜3分煮て冷ませば完成。

※1杯分の栄養計算はどのフルーツ酢も大さじ2を目安にした表記となります。また、塩分は全て0gとなります。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合があります。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを利用してください。

構成・取材・文/岩越千帆(smile editors) 撮影/鈴木真貴 栄養計算/スタジオ食 撮影協力/UTUWA

 

<教えてくれた人>

料理家・調理師
井澤由美子(いざわ・ゆみこ)さん

季節の素材とその特性を生かした、体を健やかに保つおいしいレシピが人気。薬膳にも造詣が深く、発酵食品や保存食作りはライフワークとなっている。『まいにち食薬養生帖 365日の食が心とからだの薬になる』(リトル・モア)など著書多数。東京食薬Labo主宰。

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