梅雨の湿度の高さ暑さで、日中は歩いているだけで体力が奪われるこの季節。これから暑い日が続くことを考えると、今のうちからしっかりと体力をつけて夏バテ対策をしておきたいところです。そんな中で見つけたのが、『3分クッキング』7月号の特集に掲載されている「なすと青じその肉巻きカツ」。
夏野菜として人気のなすに含まれるカリウムは、余分な塩分や水分を排出してくれ、むくみなどの改善も期待できます。また、豚肉のビタミンB1には疲労回復効果もあり、まさに夏バテ対策としてもぴったり! 青じその爽やかさも、疲れた日の食欲を促してくれそうです。そこで、早速作ってみることにしました。
青じそ香る夏らしいジューシーカツ
「なすと青じその肉巻きカツ」
材料(2人分)
なす....................................2個(160g)
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) ...8枚(約100g)
(塩、こしょう各少々)
青じそ..............................8枚
小麦粉、溶き卵、パン粉......各適量
レモンのくし形切り、リーフレタス、中濃ソース......各適量
●油
作り方
1 なすはヘタを切り落とし、4つ割にして水に5分さらし、水気をふく。豚肉は1枚ずつ広げて塩、こしょうをふる。
2 なす1切れに青じそ1枚と豚肉1枚を順に巻きつける。同様に8個作り、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
3 フライパンに油を2cm深さに入れて170℃に熱し、2を入れる。途中で1度上下を返し、きつね色になるまで3~4分揚げる。
4 油をきって器に盛り、レモン、リーフレタスを添え、ソースをかける。
◇◇◇
4つ割にした大きめなすのとろけるようなみずみずしさが、揚げ物のこってり感を軽減。青じそのさっぱりとした清涼感ある風味も相まって、あっという間に完食してしまいました。普通のトンカツは重くてちょっと......という日でも、これならきっと積極的に食べたくなるはず! 少しレモンを絞ると、よりさっぱりと味わえます。おいしいものをしっかり食べて、夏バテしない体を作っていきたいですね。
調理・文/月乃雫