本格的な暑い夏に向けて、健康増進をしておきたいもの。そのためには抗酸化力が高いリコピン、うまみ成分のグルタミン酸を多く含んでいるトマトを積極的に料理に取り入れたいですね。今回は旬なトマトの保存食を管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに教えてもらいました。
【前回】脂肪を減らすトマトパワー! 管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに教わる 「カラフルトマトのコンポート」
【小ぶりトマトのすし酢マリネ】
100gあたり 111kcal/塩分 0.6g
材料(できあがり500g)
小ぶりトマト...500g
(A)すし酢...大さじ3
(A)アマニ油またはサラダ油...大さじ3
(A)砂糖...小さじ1
(A)こしょう...少々
作り方
(1)トマトに切り目を入れる。
(2)小鍋に熱湯(分量外)を沸かし、トマトを2秒浸し、すぐに引き上げる。
(3)すぐに冷水に取る。へたを除き、皮をむく。
(4)合わせた(A)を加える。
(5)ふた付き容器に入れ、ふたをして上下に2回返してなじませ、冷蔵する。
もっとおいしく
上下を返しておくと漬け汁がよくからむ。
※冷蔵で1週間保存できる。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
※保存容器は十分に乾燥した清潔なものを利用ください。
【トマトのとろろあえ】
1人分 84kcal/塩分 0.2g
材料(2人分)
小ぶりトマトのすし酢マリネ(漬け汁をきる)...100g
大和いも(または長いも)...70g
豆乳(または牛乳)...大さじ2
水菜...20g
練りわさび...少々
作り方
(1)大和いもは皮をむいてすりおろし、豆乳を加えて滑らかになるまで混ぜる。
(2)水菜は根を落とし、4cm長さに切る。
(3)器に(1)を盛り水菜とトマトをのせ、練りわさびを添える。
もっとおいしく
大和いもは豆乳か牛乳を加えて、少しのばすと他の素材とからみやすく、おいしくなる。