汚れてきたインテリアの布製品も、思い切って洗うなら、いま! 洗濯王子として人気の中村祐一さんに、プロの技を教わりました。「汚れものの洗濯は、梅雨が大きな節目に。そのまま梅雨を越すと、途端に黄ばみや虫食いが増え、特にインテリアはカビやダニが繁殖。少し手を掛けて洗えば、家庭用の洗剤や漂白剤で十分、予防できます」と、頼もしいアドバイスが。できれば湯で洗うと、熱で洗浄力がアップ。浴槽の湯を残り湯用ポンプでくむとラクにできます。また、洗濯槽のカビや汚れを落としておくことも大事です。
前編:カーテンやラグマットは自宅で洗える! 洗濯王子が直伝、インテリアの大物洗い
梅雨明けのダニ発生を予防!【枕】
1.洗濯液を作る
最初に家庭で洗えるか確認を。低反発素材、そばがら、羽毛などの枕は洗えないので注意。洗濯槽に高水位で水を張り、おしゃれ着用中性洗剤を容器の表示分量混ぜる。
2.押し洗いする
枕を入れて手で押し洗いし、洗濯液を行き渡らせる。中身が柔らかい場合、水流で動くとよじれるので、枕2個を縦に入れるかシーツなどを詰めて。
3.洗う
そのままドライコースで洗う。2回目のすすぎのときに、好みで柔軟剤を入れてもOK。湿ったまま放置は厳禁なので、脱水後はすぐに取り出して。
4.干す
手にのせてパンパンとたたき、中身を全体に均等に広げる。さらに角部分を対角にハンガー2本に通し、平らに"ブリッジ干し"を。中身が片寄らず、ふんわり形よく乾く。
つけ置きがコツ!【ベッドパッド】
1.汚れに洗剤を塗る
家庭で洗えるか確認を。目立つ汚れがあれば、液体洗剤を汚れ部分に古い歯ブラシなどで直接塗り、軽くこすって汚れを浮かせる。
2.洗濯ネットに入れる
大判の洗濯ネット(約50×60㎝)の横幅に合わせ、ベッドパッドを縦→横の順にびょうぶ畳みにして入れる。
3.つけ置きする
洗濯槽に湯(40~50℃)をたっぷり入れ、液体洗剤+酸素系液体漂白剤を各表示のつけ置き使用量を入れ混ぜる。30分(水の場合は1時間強)置き、排水→脱水。
4.洗って干す
水だけで標準コース(あれば毛布コース)で洗い、物干しざおに斜めにずらして干す。脱水すると中綿が縫い目の端に寄るので、指でしごいておくとふんわり乾く。
洗濯王子こと 中村祐一(なかむらゆ ういち)さん
1984年、長野県生まれ。洗濯家、クリーニング師。洗濯王子の愛称でテレビや雑誌などで大活躍。著書に『マンガでわかる洗濯の裏ワザ』(家の光協会)など。