食中毒の季節。酢水、重曹、熱湯で細菌・雑菌シャットアウト!/梅雨ドキ保存術

まとわりつくような湿気と日に日に上がる気温。ジメジメうっとうしい梅雨時は食品へのカビや虫の発生だけでなく、食中毒も気になります。今回は日常的に使う食品から、保存期間が長くなる食品まで、色々な食品の安全な保存方法を、料理研究家で食品保存アドバイザーでもある島本美由紀さんに伺いました。

 

食中毒はこうして防ぎます! 6つのポイント

その1:冷蔵室は7割未満。冷凍室は7割以上詰める

庫内の温度上昇は鮮度の劣化につながります。冷蔵室は取りだしやすく冷気が流れるよう、7割未満に。冷凍室は7割以上が理想。多く詰めるほど冷気が逃げにくくなり、食材が長持ちします。
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その2:買い物袋に詰めるときは生ものを真ん中にする

肉や魚など生ものを上にすると、移動中に日光があたってドリップや臭みなどの原因に。傷みが早くなるので、買い物袋に入れるときは真ん中に入れて温度が上がらないようにします。
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その3:酢水や重曹水で冷蔵庫の汚れを拭く
生ものを触った手や、ドリップが出た容器などから菌が繁殖するので、こまめに拭き掃除を。持ち手部分は重曹水(水5:重曹1)、棚は除菌効果のある酢水(水5:酢1)のスプレーで拭くと安心です。

 

 

その4:卵はパックごと冷蔵室に入れて雑菌カット

殻にサルモネラ菌が付着していることがあるので、夏場はパックから出さずに冷蔵室へ。開封するときはテープと逆の開け口から開けると、ふたがちゃんと閉まります。
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その5:まな板、スポンジなどの調理道具は熱湯消毒で殺菌

意外と盲点になりやすいキッチン用品。細菌は熱に弱いので、80℃くらいの熱湯を全体にかけて消毒しましょう。スポンジはしっかり絞ってから乾燥させて。

 

 

その6:炊いたごはんは温かいうちに包んで冷凍室へ

この季節、炊飯器に残していると腐敗しやすくなります。炊いたら蒸気ごとラップに包み、粗熱が取れたら保存袋に入れて冷凍室へ。冷蔵保存よりおいしく食べられます。

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取材・文/佐藤由香 撮影/戸高慶一郎、三佐和隆士

島本美由紀(しまもと・みゆき)さん

料理研究家。簡単料理の提案とともに、食品保存のアドバイザーとしても活躍。著書は『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典 』(講談社)。

この記事は『毎日が発見』2018年6月号に掲載の情報です。

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