片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる!

ハードルが高い大人世代の「片付け」。今後の暮らしのために、いま整理することが大切です。リバウンドせずもう一生散らからない片付け術で、モノを厳選し、暮らしに余裕を持たせましょう。今回は、片づけアドバイザー石阪京子(いしざか・きょうこ)さんに「片付いたお家をキープする暮らしの工夫」について教えてもらいました。

【前回】「マットを置かない」「タオルは速乾タイプ」など片付いたお家をキープする暮らしの工夫

【最初から読む】「一生散らからない」片付け術! まずは「他人の目線」で家を見直すことから始めよう

片付け術:「リバウンドしない」暮らしの工夫

■まな板は1つあれば十分

肉や魚のにおい移りも防げて清潔キープ

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_01.jpg

肉や魚を切る際は、まな板にオーブンシートを敷いて使うと洗い物減に。何枚もまな板を用意する必要もなく、余分なアイテムを減らすことができます。オーブンシートは適度な厚みがあるものを選んで。

■乾物はまとめて収納する

かさばる乾物も1つにまとめればコンパクト

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_02.jpg

干ししいたけや海苔などの乾物類は、乾燥剤付きの乾物ストッカーにまとめて収納を。口が広く密閉性が高い容器を選びましょう。パスタやそうめんなどの麺類(乾麺)も、まとめてケースにしまえば省スペースになります。

■フリーザーバッグは同じ大きさにする

【Before】

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_03_W500.jpg

【After】

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_04_W500.jpg

フードロス減にもつながる

冷凍庫に食材を入れる際に、フリーザーバッグに移して保存すると検索性が上がり、廃棄食品減につながります。ポイントはフリーザーバッグの大きさをそろえること。冷凍庫内がスッキリし、探すことなく目的の食材を取り出せます。

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_05.jpg

野菜類はよく洗ってから使いやすい大きさにカットし、フリーザーバッグへ。きのこ類も冷凍できます。

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_06.jpg

肉や魚は、トレーを外し、消費期限が分かるよう元のラップを使ってくるんでフリーザーバッグへ。

《メーカーやサイズをそろえると使いやすい》

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P024_07.jpg

100円均一で売られているMサイズのフリーザーバッグは、メモ欄とマチが付いていて便利。

■箱は必要ナシ

扇風機とカセットコンロ以外の箱は捨ててもいい

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P025_02.jpg

モノを購入した際に入っていた箱は、取っておいてもスペースのムダに。「扇風機とカセットコンロの箱は、収納の際にあった方がしまいやすく便利なので取っておき、残りの箱は思い切って処分を」(石阪さん)

■年賀状や手紙は写真でキープ

データ化すれば思い出が色褪せない

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P025_01.jpg

大切な友人から届いた年賀状や手紙は、捨てるのがしのびないもの。デジタルカメラで撮影し、データでストックすれば、いつでも簡単に見返すことができ、省スペースが叶います。

《きれいな家を維持するために、1日15分の「リセット」を》

石阪流メソッドに沿ってモノを減らし片付けたら、寝る前15分の「リセット」をお約束にしてリバウンドを防ぎましょう。

やることは単純に、元あった場所に全てのモノを戻すだけ。

モノを戻したら、その日に使った布巾やタオルでキッチンまわりを拭き、汚れ物を洗濯機に入れてタイマーをセット。

慣れてくるとササッとリセットできるようになります。

片付いたお家を「リバウンドなし」にキープする工夫。「フードロス減」やアイテム減にもつながる! 2112_P025_03.jpg

<15分リセット>のポイント

  • 全てのモノに住所を作る
  • まずは、毎日15分!
  • 慣れるまでは時計を見ながら行う

取材・文/和栗 恵 撮影/米山典子 イラスト/オガワナホ

 

<教えてくれた人>
片づけアドバイザー
石阪京子(いしざか・きょうこ)さん
宅地建物取引士。夫とともに不動産会社を経営する中、一度片付けたらリバウンドしない片付けメソッドを考案。多くの女性に暮らしの整え方についてアドバイスを行う。

shoei.jpg

『一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラムこれが最後の片づけ!』

石阪京子/ダイヤモンド社)

備蓄品リストや不要品の処分方法リストなど便利な情報が盛りだく
さん。片付けを通して幸せになるための秘訣が詰まった一冊。



【毎日が発見ショッピング】片付けで給食を届けよう 台所ボックス

 

manaita.jpg

断捨離で社会貢献!不要な台所用品を送ると開発途上国の子どもに給食が届けられる【片付けで給食を届けよう 台所ボックス】「TABLE FOR TWO」を通じて1口当たり5食分の給食を開発途上国の子どもたちに届けます。2,000円のお買い物割引券付きなのでお得に楽しくお片付けがはかどりますよ!ぜひチェックしてみてくださいね。

▶詳細はコチラ!

 

この記事は『毎日が発見』2021年12月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP