ハードルが高い大人世代の「片付け」。今後の暮らしのために、いま整理することが大切です。リバウンドせずもう一生散らからない片付け術で、モノを厳選し、暮らしに余裕を持たせましょう。今回は、片づけアドバイザー石阪京子(いしざか・きょうこ)さんに「リバウンドしない暮らしの工夫」について教えてもらいました。
【前回】コツはマルチに使える家事グッズを選ぶこと! 片付いたお家をキープする「モノを減らせる」神グッズ6選
【最初から読む】「一生散らからない」片付け術! まずは「他人の目線」で家を見直すことから始めよう
片付け術:「リバウンドしない」暮らしの工夫
■マットは置かない
キッチンやトイレのマットはダニの温床になります!
マット類は一見おしゃれですが、洗濯しにくく乾きにくいため、洗う頻度が低いもの。ホコリがたまりダニの温床になるので、置かない方が得策。掃除もラクになります。
マットがないと...
- 掃除機がけ&拭き掃除がラク
- ダニが付かず、清潔に保てる
- 足が引っかかることがなくなり、転倒を防ぐことができる
■衣類やタオルは速乾タイプにする
早く乾けば家事がラクになる
衣類はもちろん、タオル、布巾、雑巾まで、速乾タイプの素材が使われているものを選べば家事が時短に。すぐに乾けば洗い替えの量も減らすことができます。
■洗濯乾燥機を使えば、より手軽に!
洗濯物の外干しは天候に左右され、いつ乾くか分からないもの。洗濯乾燥機を使えば短時間で済み、悪天候の日でも洗うことができるのでストレスが減ります。
■各場所に掃除道具を置く
風呂場には風呂掃除の道具を配置
こまめに掃除するクセを付けることも、リバウンドしない工夫の一つ。それぞれの場所にそれぞれの掃除道具を置くことで、気になったときに対処できます。
《トイレ掃除のおすすめはコレ》
ブラシ部分が使い捨てできるトイレブラシ
ジョンソンの「流せるトイレブラシ」はブラシ自体に洗剤が染み込ませてあるので、トイ
レ洗剤が不要。
ウエットタイプのトイレ掃除シート
サッと拭き取るだけ&トイレに流せるシートは、掃除の手間を省くのに便利。破れにくい
ものを選んで。
取材・文/和栗 恵 撮影/米山典子 イラスト/オガワナホ