血栓を予防したり免疫力を高めたり、殺菌力もあったりと、さまざまな健康効果が期待できる最強食材、新しょうが。夏でも体を中から温めるので、冷房対策にもぴったりです。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに、「新しょうがのおいしさを味わえるお漬物の作り方」を教えてもらいました。
【前回】夏風邪予防にも、自家製ジンジャーエールにも! 健康効果抜群の最強食材、新しょうがを使った「しょうがシロップ」の作り方
【最初から読む】血液サラサラ効果と夏の冷房対策! 「酢しょうが」と芽しょうがを使った「はじかみしょうが」の作り方
新しょうがならでは
おいしさ丸ごと! しょうが漬け
箸休めに、ご飯のおともに、新しょうがだからこそのおいしさを味わえるお漬物です。
どれも冷蔵で約1年保存できます(保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください)。
しょうゆ漬け
100gあたり79kcal/塩分6.6g
材料(250g分)
新しょうが...300g
塩...小さじ1
(A)しょうゆ...150ml
(A)鶏がらスープの素(顆粒)...小さじ1/2
(A)氷砂糖...150g
(A)ホワイトリカー(35度)...100ml
作り方
(1)しょうがは洗って水けを拭く。
(2)ボウルに(1)を入れ、塩を振って全体にまぶし、皿2枚をのせて24時間おく。
(3)しょうがから出た水分を拭き、乾いた清潔な瓶に詰める。
(4)Aを合わせて(3)に注ぐ。漬け汁が不足するときはホワイトリカーを足して、しょうがが浸かるようにする。ラップをかぶせてふたをし、冷蔵する。
しそ酢漬け(紅しょうが)
100gあたり19kcal/塩分7.1g
材料(250g分)
新しょうが...300g
塩...小さじ1
赤しそ酢...400ml
作り方
(1)しょうがは洗って水けを拭く。
(2)ボウルに(1)を入れ、塩を振って全体にまぶし、皿2枚をのせて24時間おく。
(3)しょうがから出た水分を拭き、乾いた清潔な瓶に詰める。
(4)赤しそ酢を(3)に注ぐ。漬け汁が不足するときは赤しそ酢を足して、しょうがが浸かるようにする。ラップをかぶせてふたをし、冷蔵する。
みそ漬け
材料(250g分)
新しょうが...300g
塩...小さじ1
(A)みそ...250g
(A)砂糖...100g
(A)ホワイトリカー(35度)...120ml
作り方
(1)しょうがは洗って水けを拭く。
(2)ボウルに(1)を入れ、塩を振って全体にまぶし、皿2枚をのせて24時間おく。
(3)しょうがから出た水分を拭き、乾いた清潔な瓶に詰める。
(4)Aを合わせて(3)に注ぐ。漬け汁が不足するときはホワイトリカーを足して、しょうがが浸かるようにする。ラップをかぶせてふたをし、冷蔵する。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)