案ずるより「捨てる」が先。断捨離を阻む「物がなくなるのが不安...」という気持ちの解消法

新型コロナウイルスの影響で、外出を控えている人も多いですよね。「家で過ごす時間が増えたいまこそ、断捨離の絶好の機会です」と、やましたひでこさんは言います。それでも、「手放すのがもったいない、という思い」「物がなくなるのことへの不安」「災害などへの危機意識」という「3つの気持ち」が、断捨離のブレーキになっている...とやましたさんは言います。そこで今回は、「物がなくなるのことへの不安」という気持ちの解消法について、やましたさんに教えていただきました。

前回の記事:物を捨てられない人に。断捨離のブレーキとなる「もったいない」気持ちの解消法とは

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捨てても、後悔なんてない。
あふれる物に悩まされる時間もなくなって、気持ちが自然に前を向く。
空間の余地は、人生の可能性です。


案ずるより、"捨てる"が先

「物がなくなるのが不安?心配いりません。捨てたら忘れちゃう(笑)。悩む前に捨ててみて」

閉塞感のある空間で、捨てようかやめようか迷う時間こそムダ。

悩む対象がなくなって心が軽くなり、自然に心もポジティブに変わるのが断捨離です。

「断捨離して生まれた空間の余白は、人生の"余地"。可能性です」

そんな心強い言葉も。

満員電車のような窮屈な空間では身動きが取れないし、気持ちも縮こまってしまいます。

それは自分をいじめているのと同じ。

でも、空間に余地があれば頭が冴える。

体も動く...。

日々体を動かすようになれば、運動不足の解消にもつながります。

人生100年時代。

頭と体が動く環境は、私たち世代にはうれしいことです。

捨てる基準は、いつでも居心地がいいか、よくないか?

何を捨てて何を残すかは、自分の居心地を基準に決めましょう。

部屋は24時間脱げない服のようなもの。

服に付いた気になるシミや毛玉を取り除くのと同じように、シンプルに、自分に正直に、これがあったら居心地がよくないと感じる物から手放せばいい。

物への思い出や感情に流されずに、自分の五感を優先します。

そして、処分して居心地のいい空間ができたら、美しくしまう。

「収納という言葉には"収"の字が含まれますが、収めるのは隠すこと。"飾る"ようにしまえば居心地はもっとよくなります」

スッキリは当たり前。目指すのは"うっとり"

やましたさんの食器棚は店のディスプレイのよう。

余白を作ってあるから、思わず眺めたくなります。

物が少なければ、自然に体が動く

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家具が広々と配置されたリビングの一角。壁際にもあえて余白を残しているので、ゆったりと動ける。

美しくしまえば、大事にしたくなる

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食器棚の中。食器同士がぶつからないように並べ、棚板の数をあえて減らして高さの余白を出している。

2012_P032_03.jpg大好きな漆器の収納にはきもの簞笥を利用。見た目のスッキリ感は当たり前。うっとり眺められるようにしまうのが断捨離の理想形。

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取材・文/飯田充代  撮影/齋藤ジン イラスト/サノ マキコ

 

<教えてくれた人>
やましたひでこさんさん
一般財団法人 断捨離R代表。ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を片付けに落とし込み、誰もが実現可能な自己探訪のメソッドを構築。ミリオンセラー作家。多くの書籍が欧州、アジア圏でも翻訳されている。

断捨離 やましたひでこ公式サイト

 

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この記事は『毎日が発見』2020年12月号に掲載の情報です。
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