毛髪が「1日200本」以上抜けたら要注意。大人女性の「髪の悩み」Q&A【日常生活編】

大人世代にとって、髪の悩みは尽きないもの。いろいろ試行錯誤してみても、コンプレックスは消えず、解決策が見いだせない...。そんなあなたに今回お届けするのは、誰でもすぐにできる簡単で挑戦しやすいテクニック。きっと役立つヒントが見つかるはずです。

2008_P026_001.jpg

日常生活編

Q.1日に何本くらい抜けたら気にすべきですか?

A.200本以上抜けたら要注意。

一般的な人間の髪は約10万本。

健康な状態でも1日に50~100本は抜けます(生理的脱毛)。

1日200本以上抜ける場合は、頭皮にトラブルがある可能性が考えられます。

枕や床が髪の毛だらけだったり、大量の脱毛が何日も続くなら注意しましょう。

Q.白髪染めを使ったらかゆくなりました。原因や注意点は?

A.頻繁に行うとリスクが高まります。

かぶれ(皮膚炎)の原因は染毛剤に含まれる酸化染料。

市販品でも美容室でも、一度かぶれると体の免疫機能が「異物」だと認識するので、時間をあけて使っても再びかぶれます。

過度の毛染めは控え、症状が出たら早めに皮膚科へ。

Q.髪に良い食べ物、悪い食べ物を教えてください。

A.たんぱく質や亜鉛のほか脂質や糖質もバランス良く。

髪はケラチンというたんぱく質でできているので、肉、魚、大豆製品のほか、不足すると脱毛しやすくなる亜鉛やビタミンA・B群、鉄などをバランス良く摂ることが大切です。

「海藻で毛が太くなる」は迷信。

摂り過ぎると金属アレルギーが出る人もいるので注意を。

脂肪の摂り過ぎ、辛いものなどの刺激物は避けましょう。

Q.夏は紫外線による髪の傷みや日焼けが気になります。

A.頭皮は髪を支える大事な土台。帽子などで守ります。

帽子で頭皮と髪を守るほか、頭皮には専用のUVケアスプレーを使うのもいいでしょう。

この時季は、毛穴から出る皮脂量の乱れなどによる「脂漏性皮膚炎」もよく見られます。

頭皮や耳の後ろが赤くなったり、皮膚が細かくはがれ落ちたりしますが、皮脂を気にして洗い過ぎるのは禁物。

かえって頭皮のバリア機能が弱まってしまいます。

【まとめ読み】特集「『白髪』『薄毛』の悩みを解決」記事リスト

取材・文/岡田知子 イラスト/糸井みさ

 

<教えてくれた人>
齊藤典充(さいとう・のりみつ)先生
米元皮膚科医院副院長。1993年、北里大学卒業、同大学病院皮膚科に入局。国立病院機構横浜医療センター皮膚科部長、横浜労災病院皮膚科部長などを経て、2020年4月より現職。日本皮膚科学会の脱毛症に関する診療ガイドラインの作成に携わるなど脱毛症の治療・研究を牽引。

この記事は『毎日が発見』2020年8月号に掲載の情報です。
PAGE TOP