「自分に合うメイクの色」を知っていますか? 簡単にできる「セルフカラー診断」とは

メイクをする時、「自分に似合う色」をご存じでしょうか? 実は、簡単に自分できるカラー診断方法があるんです。「手首の血管の色」を見るというその診断を、プロのヘアメイク・KOYOさんに教えてもらいました。自分に合う色、見つけていきましょう!

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手首の色、血管の色で簡単に診断できるんです!

こんにちは!ヘアメイクのKOYOです。

よくヘアメイクの仕事をしていると、「自分に合ったメイクの色は何色ですか?」って聞かれることがあります。

色を見るのに、顔の肌色をベースとしてファンデーションなどの色を選びがちですが、実は一番日焼けをしにくく、本来生まれ持ったお肌の色をしている「手首周りの皮膚にうつる血管の色」で判断していくんです。

今回は50代編集Aさんと、実際にカラー診断をやってみます。

KOYO「さっそくですが、Aさんは何色が似合うと思いますか?」

編集A「似合う色って意識したことがないんですよね。よく周りの人からは赤い口紅が似合うって言っていただくことがあるんですけど...」

KOYO「顔の肌の色を見ることも大切なのですが、まず自分の手首の皮の色を見てみてください。血管が見えますよね?」

編集A「はい。青っぽいですね」

KOYO「つまりブルーベースということになります」

DSC03143.jpg手首に浮かぶ血管の色が青=ブルーベースということがわかった編集A

編集A「血管の色で見分けるんですね」

KOYO「Aさんのようなブルーベースの方は、動脈よりも静脈の色影響が強く、日焼けをすると赤くなりやすい性質があると言われます」

編集A「確かに日焼けしても色は付きづらいです。ブルーベースっていうと何色が合うんでしょうか?」

KOYO「ファンデーションなどのベースメイク用品はブルーベース用で発売されていたりするのでわかりやすいと思いますが、ライトベージュだったり黄色が少ない肌色が合います。服など身の回りに付ける色は、青はもちろんのこと、さわやかな色が似合いますよ」

編集A「ほかにどんなカラーパターンがあるんですか?」

KOYO「血管の色が緑の人はイエローベース、赤っぽい人はピンクベースです。僕もそうなんですけど、日本人はイエローベースが多い印象です。イエローベースの方は、動脈の色影響が強く、メラニン色素の量も多く日焼けをすると黒くなりやすいと言われていて、秋色と呼ばれる黄色や緑などが合います。ブルーベースの人と逆で、お互いの似合う色はそれぞれ合わないんです」

編集A「つまり私は黄色とか緑より、青がいい?」

KOYO「そうです! 逆に僕が青を着ると、くすんで見えてしまうので」

DSC03144.jpg血管が緑=イエローベースのKOYOさんの手首

色をのせて検証してみましょう!

KOYO「今回はAさんがブルーベース、僕がイエローベースなので、それぞれの肌に色をのせて差を見ていきたいと思います。のせる色はオレンジ、ピンク、緑、青です。オレンジやピンクはチークや目の周りで使い、緑や青は目の周りのメイクで使う想定です」

編集A「チークもオレンジかピンク、どっちが似合うのかって自分ではわからないもので...」

DSC03146.jpg左がブルーベースの編集Aの手首、右がイエローベースのKOYOさんの手首

KOYO「緑や青はわかりづらいかもしれませんが、オレンジとピンクはわかりやすく出ますね」

編集A「KOYOさんはピンクが合わないってことですよね?」

KOYO「そうなんです!同じ色でも発色の仕方がくすんで見えてしまっています」

編集A「確かに!」

KOYO「つまりイエローベースはピンクは合いづらいってことです。逆にオレンジはなじみやすいので、ブルーベースの肌色に比べると『オレンジ塗ってます』って自己主張が弱まりますよね」

編集A「確かに私の方がオレンジの主張が激しく見えます」

KOYO「つまりブルーベースの人はピンク、イエローベースの人はオレンジが似合うってことです」

編集A「そういわれると、イエローベースの方が緑がなじんで見えますね」

KOYO「そういうことなんです。実際に似合っている色かどうかもそうですが、浮いて見える色はメイクとしてなかなか使いづらいってことになります。メイクをして検証していきます」

DSC03169.jpg正面から見て左側面が緑×オレンジ、右側面が青×ピンク

KOYO「正面から見て左側面の緑×オレンジは、右側面が青×ピンクです」

編集A「だいぶはっきり違いますね」

KOYO「そうなんです。別にどっちもダメってことはないんですけど、やはり緑×オレンジは『化粧してます』って主張が強く見えますよね」

編集A「確かに色が浮いているように見えます」

KOYO「なかなか実際に顔に色をのせて検証することが難しいと思いますが、手首を使うのは簡単にできるのでぜひ自分の肌で試してみてください!」

手首の色と顔の肌色の差がある場合は...

KOYO「結構アラフィフの方で多いのが、手首の色と顔の肌色に差があることです。

手首の肌色はなかなか日に当たらず本来の肌の色をキープできていて、皮膚が薄いことで血管の色がよく見えるので判断するには最適なのですが、顔の肌色は日焼けや色素沈着で年々、変わってしまうので、手首の肌の色と顔の肌色に差がある場合は手の甲や首まわりの血管の色を参考にするようにしてください」

肌の色は日々変わるもの。

手首を見るだけで簡単に自分で診断できるので、ぜひ挑戦してみましょう!

ちなみに似合う色は服の色にも生かせるそうですよ!

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取材・文/栗山春香

 

KOYO

専門学校在学時から雑誌やテレビ、ファッションルックブック、コレクションなど幅広く活躍。同時に美容師免許も取得し、美容師、アイリストとしても技術を学ぶ。『いくつになっても女性により美しくなってほしい』という想いから、ネイル技術を身につけ、美容業界10年目。

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