どんな容器で漬ければよいかご存じですか?「自家製漬物」3つの基本

みずみずしさにあふれた夏野菜が出回る季節、自家製の漬物を楽しんでみませんか?旬の野菜と発酵パワーで、夏を乗り切りましょう。料理家の井澤由美子さんに「漬物の基本」について教えていただきました。

漬物の基本―その1
清潔な容器を使う

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雑菌の繁殖を防ぐため、保存容器は消毒した清潔なものを用意して。食品OKのアルコール除菌スプレーをペーパータオルに含ませて拭けば、手軽に消毒できます。

漬物の基本―その2

容器はお好みで

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においのつきにくいガラス容器、ホーロー容器や、少量を手軽に作りたいときは密封式保存袋がおすすめ。酸が強いときは金物のふたのさび防止にラップをはさんで。

漬物の基本―その3
うま味食材や香味野菜を活用

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昆布やにんにく、しょうが、赤とうがらしなどを漬物に加えると、うま味や風味が加わって奥深い味に。体を温めて冷えを予防する効果なども期待できます。

【まとめ読み】特集「旬を味わえる夏の漬物」記事リスト

取材・文/佐藤由香、坂本典子(シェルト*ゴ) 撮影/吉田篤史

 

料理家・調理師
井澤由美子(いざわ・ゆみこ)
季節の素材とその特性を生かしたシンプルでおいしい料理が人気。薬膳にも造詣が深く、発酵食品作りはライフワークとなっている。『体がよろこぶお漬け物』(誠文堂新光社)など著書多数。

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『体がよろこぶ お漬け物 乳酸発酵の力で、体の中から美しく』

井澤 由美子/誠文堂新光社

今回の特集で「夏の漬物」を教えてくださった井澤さんの「お漬け物指南書」の決定版。塩でもむだけの乳酸キャベツはもちろん、ご飯のお供にかかせないぬか漬け、汁ごと味わう絶品水キムチ、一度は作りたい本格的な白菜キムチなど、多彩な「お漬物」が紹介されています♪

井澤由美子さん公式サイト

この記事は『毎日が発見』2020年7月号に掲載の情報です。

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