なんだか最近眠れない...と悩んでいる方、いませんか? 1万人以上の"睡眠難民"の悩みを解決してきた睡眠のスペシャリスト・三橋美穂さんの著者『寝つきが良くなる! 目覚めすっきり! 快眠のプロが監修した 熟睡をつくる塩マクラ BOOK』(KADOKAWA)から、「睡眠の素朴な疑問」や「快眠を呼ぶストレッチの方法」をご紹介します!
今日からぐっすり♪快眠ストレッチ
肩甲骨まわりのこりをほぐし、寝返りをうちやすくしましょう。
身体がこわばったまま眠りにつくと疲れが十分にとれません。
寝る前に身体の血行を良くして、快眠へ繋げましょう。
【ストレッチ】
上半身をほぐすストレッチ
1. まずは、タオルを肩幅ぐらいの広さで持ちます。
2. 両腕を高く上に伸ばし、左右にゆっくり動かします。(4〜5セット)
3. 身体を前に倒し、円を描くようにゆっくり体を回します。(右回し3回、左回し3回を1〜2セット)
肩甲骨まわりをほぐすストレッチ
1. タオルの端と端を持ちます。
2. いったん腕を上げて、タオルが背中側に来るように、腕を下ろします。
3. 10秒ほどタオルを左右にやさしくひっぱります。
下半身をほぐすストレッチ
1. 仰向けになり、片方の足の土踏まずにタオルを掛けます。
2. その足を高く上げて、足の裏を天井に向けます。
3. タオルを引き寄せて、脚の後ろ側を伸ばしましょう。
【ツボ押し】
どのツボも息を吐きながら、身体の中心に向かって力を入れるイメージで押しましょう。
神門(しんもん)
手首の付け根、小指側の少し凹んだところ。
失眠(しつみん)
かかとの中央。棒状のものか、親指でぐっと押します。
湧泉(ゆうせん)
足の裏を曲げたときにくぼみができるところ。 棒状のものか、親指でぐっと押しましょう。
安眠(あんみん)
耳の後ろの骨の斜め下辺り。
人差し指と中指で、気持ち良い程度に押しましょう。
硬いなと感じたら、眠りが浅い証拠です。
百会(ひゃくえ)
頭頂部の少し凹んだところ。
両手の中指と薬指の4本で押さえます。
10回~20回が目安です。
【呼吸法】
①②を続けて行うのがオススメです。ぜひ試してみてください。
呼吸法① 寝つきを良くする「4-7-8呼吸法」
1. ベッドに入り、息をしっかり吐ききります。
2. 4つ数えながら鼻から息を吸います。
3. 7つ数える間、息を止めます。
4. 8つ数えながら口から息を吐きます。
※2〜4を10セット繰り返す
呼吸法② 緊張を和らげる「カウントダウン法」
1. ベッドに入って目を閉じます。
2. 頭の中で、「100...99...98」とカウントダウンをしていきます。数えるスピードは3秒にひとつくらいのテンポで。
3. いくつまで数えたか分からなくなってしまったら、もう一度100から数え直します。
4. 緊張が和らぎ、いつの間にか眠りについていることでしょう。
【まとめ読み】眠れない人に。『熟睡をつくる塩マクラ BOOK』記事リスト
睡眠に悩んでいる人へのコラムは必読です!