「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】

4.ももの裏側のハムストリングス/鍛えることで膝の負担を減らす

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  • 片膝を立てて仰向けになり、もう片方の足を上げて膝を抱えます。
  • 持ち抱えた脚のつま先を内側に入れて、かかとをお尻に近づけるように膝を曲げます。
  • そのまま10秒間キープ。左右3回繰り返します。

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つま先を裏側に入れる際、指は握った状態で行いましょう。

5.股関節の腸腰筋/股関節のインナーマッスルを鍛える

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  • 仰向けになり、片膝を立てます。
  • もう片方の膝を横に開き、つま先を上に向けます。
  • 横に開いたほうの足を手前と奥へ曲げ伸ばします。左右10回ずつ行いましょう。

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余裕がある場合は、両膝を両側に広げて一度に行ってもOKです。その場合は腹筋にもアプローチします。

6.骨盤周りの腹横筋/お腹のインナーマッスルを鍛える

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  • 椅子に座って、片方の手のひらを外側に向けます。
  • 手のひらを外側に向けている側のお尻を浮かせます。
  • お尻を浮かせている側の肩を下げて10秒間キープ。左右3回ずつ行います。

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お尻を浮かせにくい人は手を腰に当てて、サポートしてもOKです。

6つのトレーニングを行ったら、目を閉じて30秒足踏みし、再度ねじれのセルフチェックをしてみましょう。トレーニング前よりもずれが改善していれば、筋力バランスが整ってきたサインです。1日10秒ずつ、無理なく続けることで、膝の痛みの軽減が期待できます。
※効果には個人差があります。ご自身の身体にあわせて無理のない範囲で実施してください。

 

<笹川ひろひで先生 プロフィール>

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理学療法士/一般社団法人 日本身体運動科学研究所 代表理事

日本大学で体育学、教育学を修め、運動能力の向上やスポーツ上達法を科学的に探求する運動科学の専門家として活躍。その豊富な経験と知識から、体の動きを劇的に改善する独自のメソッド「関節トレーニング」を考案。一般の方の健康維持からトップアスリートのパフォーマンス向上まで幅広く貢献。現在は、ボディコンディショニングなどのセミナーを全国で開催。理学療法士、スポーツ指導者、柔道整復師といった専門家たちが、その指導を仰ぐために全国から集まる。また、イタリアやオーストラリアなど海外の生徒にも指導を行うなど、その活動はグローバルに展開している。

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