「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】

1.足の親指側・母指球/股関節や膝回りの筋肉を動かしやすくする

「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】 母子球筋と小指球筋.jpg

  • 体育座りまたは椅子に座って、つま先を内側に向けます。
  • 足の指を強く握ってそのまま10秒間力を入れます。

「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】 母子球筋.jpg

土踏まずのあたりに力が入っていると、母指球筋にちゃんとアプローチできています。

2.足の小指側・小指球の筋肉/股関節や膝回りの筋肉を動かしやすくする

  • 体育座りまたは椅子に座って、つま先を外側に向けます。
  • 指を強く握ってそのまま10秒間力を入れます。

「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】 小指球筋.jpg

小指側の足の裏に力が入っているかを意識しましょう。力が入りにくい場合は手でサポートしてもOKです。

3.ももの内側の内転筋/膝の筋肉を鍛える

「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】 内転筋_1.jpg

  • 仰向けに寝て片膝を立て、つま先を内側に入れます。
  • 両肘を床につけて、膝を立てている側のお尻を浮かせます。
  • そのまま10秒間キープ。左右3回繰り返します。

「膝の痛み」を抱える50代女性は42.1%。慢性的な膝の痛み解消のための簡単トレーニング【理学療法士が解説】 内転筋_2.jpg

立てている膝が内側に入るのを防ぐため、親指やかかとが浮かないように注意してください。

 

<笹川ひろひで先生 プロフィール>

笹川先生.jpg

理学療法士/一般社団法人 日本身体運動科学研究所 代表理事

日本大学で体育学、教育学を修め、運動能力の向上やスポーツ上達法を科学的に探求する運動科学の専門家として活躍。その豊富な経験と知識から、体の動きを劇的に改善する独自のメソッド「関節トレーニング」を考案。一般の方の健康維持からトップアスリートのパフォーマンス向上まで幅広く貢献。現在は、ボディコンディショニングなどのセミナーを全国で開催。理学療法士、スポーツ指導者、柔道整復師といった専門家たちが、その指導を仰ぐために全国から集まる。また、イタリアやオーストラリアなど海外の生徒にも指導を行うなど、その活動はグローバルに展開している。

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