「片づけが苦手で...」「すぐ部屋が散らかっちゃう...」そんな悩みを抱える人も多いのでは?そんな人にぜひ試してほしいのが、整理収納コンサルタントで人気ブロガー・須藤昌子さんが提案する「絶対やらないこと、のルールを作ること」。ズボラで面倒くさがり、という著者が記した話題の一冊『死んでも床にモノを置かない。』(すばる舎)より、誰にでもできる、シンプルな「お部屋の整え方」のエッセンスをお届けします。
机の上に、書類の平置きはしない
どんなお仕事も、期限があります。そして、期日ばかりではなく、たくさんの方々とのやり取りもあるでしょう。
仕事内容に応じて、様々な書類が必要となります。
机の上にそのまま置けば、机の上がごちゃごちゃしてしまいますし、モノを探すのが大変になります。その他、筆記用具類など、机の上というのはモノが増えやすいところです。
モノは机の引き出しや、キャビネットなどの収納に入る量だけ収めましょう。
そして、書類ですが、平置きせずに、わかるように、忘れないように管理する方法を決めておく必要があります。
きちんと管理できていないと、探したり、使ったりするのにも時間がかかります。問い合わせにも答えることができませんし、お客様を把握することも難しくなってきます。
知りたいことをさっと調べることができ、パッと戻すことができる。そんなスマートな仕事ができると、気分もよいものです。
そうするためのコツは1つ。
期日や案件ごと、お客様ごとにファイルを作ることです。
ファイリングの方法やどんな種類分けをするかは、使う人のやりやすさで考えることが、使いやすさにつながっていきます。
例えば私の場合、お客様ごとにファイルがあり、それ以外にはセミナーや、コラムの執筆など、わかりやすく種類分けをして、ファイリングしています。
そして、進行中や終わった仕事については、それだけを入れるファイルボックスを作り、管理するようにしています。
さらに、期日を書いたものをインデックスとして貼りつけ、インデックスつきのクリアファイルを使って管理するようにしています。
大事な仕事を忘れないように、段取りを組めるように、期日ごとに分け、進行状況により区別することで、自分がわかりやすい種類分けで管理することができます。
そうすることで、机の上はきちんと整い、何かを始める際にはスムーズにやり始めることができます。
◎ファイリングのコツ
1. 仕事別に種類分けしたファイルを作る
2. 期日をインデックスで貼りつける
3. 進行中、完了済のファイルボックスを作り、そこに適宜入れていく
目からウロコの片づけ術が満載!「死んでも床にモノを置かない。」記事リスト
撮影/TAKEUCHI
「床にモノを置かない」に始まり、本棚や衣類、書類などの「場所別の片付け」のルールや「収納」「掃除」のルールなど、とにかく具体的なアイデアが満載!必携の一冊です。