「あご」や「目」が決めて!? 人を惹きつける「声」を出す3つの裏ワザ

思いや考えていることが「言葉」でうまく伝えられない――。そんな悩みを抱えるあなたのために、フリーアナウンサー・馬場典子さんの著書『言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと』(あさ出版)から、アナウンサーが実際に使っている「話し方のテクニック」を連載形式で紹介します。あなたの言葉と心が、もっと相手に伝わるようになりますよ。

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たったワンポイントで声を響かせる方法

よく響く声は、それだけで人を惹きつけます。

ここでは、アナウンサーのように研修を受けなくても、声が自然に響く、"即効性のある方法"をご紹介します。

(1)気持ち猪木

口を開きながら下あごを少し前にずらすと、顎関節が開いて口の中の空間(口腔と鼻腔)がより広がり、声が響きます。

アントニオ猪木さんのマネといっても、数ミリ程度、気持ちだけです。鏡で見ても、猪木さんのマネとは分からないくらいほんの少し。やりすぎるとかえって窮屈な音になるのでご自分のベストポジションを探してみてください。

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(2)目を見開く

オペラを見たことがある方は、どの歌手も、ここぞという聞かせどころである動作をしていることにお気付きでしょうか。

実は皆さん、目を大きく見開いています。目を大きく見開くと、自然と口腔と鼻腔が広がり、より声が響くからです。

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(3)モデル立ちする

顔やおへそは正面に向けたまま、どちらか片方の足のつま先を45度開くだけで声が響きます。

開いた足の土踏まずを、もう片方のかかとに合わせて立つと、さらに声が響きます。

不思議なもので、縦方向にはまっすぐ伸び、横方向にはひねりがあるほうが空気の通りがよくなり、より響くのです。

まるで法螺貝(ほらがい)のあの螺旋(らせん)が、空気を震わせるみたいに。

この方法は、座っているときにも効果があり、ナレーションのとき、私も机の下で片足をガバッと広げているとか、いないとか......。

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021-shoei.jpg7章からなる本書では、著者がアナウンサー研修で実際に学んだトレーニングのほか、「話し方の心・技・体」という3つテーマで実践的な技術が学べます

 

馬場典子(ばば・のりこ)

1974年、東京都生まれ。フリーアナウンサー。1997年日本テレビ放送網株式会社にアナウンサーとして入社し、報道からバラエティ、スポーツまで幅広く番組を担当。2014年6月末に日本テレビを退社、フリーアナウンサーとして活躍中。2015年4月より大阪芸術大学放送学科アナウンスコースの教授を務める。

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『言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと』

(馬場典子/あさ出版)

思いや考えが言葉にするとうまく伝わらない――。そんな悩みを解決してくれるコミュニケーションスキルアップ本。言葉遣い、ニュアンス、間、表情などアナウンサーの「話し方」のテクニックを分かりやすく解説。なぜアナウンサーの言葉は伝わりやすいのか、その理由が必ずあなたに“伝わり”ます。

※この記事は『言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと』(馬場典子/あさ出版)からの抜粋です。

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