「すき焼きで肉としらたきは離す」「窓を開けて掃除機をかける」といった、誰でもやっている常識に落とし穴が!?実は「損する」「効果なし」な習慣を集めた人気の"やってはいけない本"『日本人の9割がやっているもっと残念な習慣』(青春出版社)から、日常をすぐに改善できる12の方法を連載形式でお届けします。
【イチゴ】包丁でヘタを切り取って食べる
イチゴを食べるときには、ヘタを取り除く必要がある。ナイフや包丁で切り落としてから器に盛る人が多いだろうが、これからはやめておこう。せっかくの栄養をわざわざ捨てることになる。
イチゴの栄養が最も詰まっているのは、じつはヘタの真下あたり。ここを切り落とすと、本来なら摂取できるビタミンCや葉酸などを取り入れることができない。栄養をまるごと取れる方法は、ヘタを指でつまんでクイッと回すこと。こうすれば、ヘタだけを簡単に取ることができる。
ヘタは水洗いしたあとで取ろう。先に取ってから水洗いすると、切り口からビタミンCが約6割も流出してしまう。
【チョコレート】コーヒーを飲みながら食べる
コーヒーを飲みながら、お菓子をつまむのは至福のひととき。特にチョコレートは欠かせない。こういった人は、頭痛や動悸に悩まされる可能性がある。1杯のコーヒーには90mg程度のカフェインが含まれている。欧州食品安全機関(EFSA)によるカフェイン摂取量の安全の目安は、体重60kgなら1回180mgまで、体重40kgなら1回120mgまでなので、コーヒーだけなら問題はない。
しかし、じつはチョコレートもカフェインをかなり含む食品。なかでも高カカオチョコの場合、板チョコ1枚分に当たる50g中に、商品によっては60mgも含まれている。
スリムな女性なら、コーヒー1杯と一緒に食べただけで、安全の目安を超えてしまうのだ。コーヒーを飲むときには、食べ過ぎに注意しよう。
誰もがやっているけど本当はやってはいけない習慣はまだまだある!健康、家事、美容、食品保存など生活に密接した10ジャンルから、選りすぐった132の"残念な習慣"。理由と対処法も紹介されているので、すぐに改善できます。