華子先生のアドバイスのとおりに境界線を引いてから一週間くらいは毎日泣いていたユララちゃんでしたが、泣いている時間がどんどん短くなり、今ではしっかり寝てくれるように...。
父親のお風呂時間がズレるなどルーティンが崩れたときはずっとソワソワしてましたが、いつもと同じ状況になると落ち着いたので、ルーティンはなるべく守るようにしているそうです。
大切なのは予測可能なルーティン
モンテッソーリ教育では、幼児は「秩序への敏感期」を経験すると考えられています。2歳くらいにピークを迎え、5歳くらいまで続くとされているこの敏感期の間、子どもは一貫性や反復性に強くこだわります。確立されている決まりがあることで安心感を覚えるため、ルーティンが崩れると、ぐずったり落ち着かなくなったりします。特に、幼児にとって、寝る前のルーティンを守ることは、自分で寝られるようになるために大切です。例えば、父親がお風呂に入れたあとにオムツを替えてベッドに向かうなど、次に何が起こるかを予測できると、安心感が生まれ、子どもがリラックスして眠ることができるようになります。分刻みのスケジュールを守る必要はありませんが、似たようなパターンで毎日行動することを心がけましょう。