『ほめるのが大事』と言われるけど、ほめるって難しい! 大切なのは喜びを共有すること

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さっそく自宅で実践してみるマコさん。アララくんがお絵かきをしています。

アララくん「え、かいてるの〜」

マコさん「よくできたね〜(ハッ、ほめ言葉が思いつかないときはパラレルトーク! 見たままを言葉にしたらいいんだよね)赤で描いたあとに、青色のクレヨンで描いてるんだね〜!」

アララくん「そうなの! たくさんいろつかった〜!」

マコさん「おおカラフルだー! (うまくほめられた。『よくできたね』以外の言葉が出てきた〜!」

華子先生のアドバイス:やみくもにほめる代わりにパラレルトーク

モンテッソーリ教育では、子どもの魂を操るものだと考えられているため、賞罰は使いません。子どもの行動を賞罰に値するかという観点だけで見ようとすると、常に「善悪」という評価基準で子どもを判断するようになってしまいます。大切なのは、やみくもにほめたり、「ほめないといけない」というプレッシャーを感じたりすることなく、子どもと喜びを共有し、子どものありのままを認めることです。無理にほめたり大袈裟にほめたりする代わりに、パラレルトークがオススメです。解説者になったつもりで子どもがやっていること、聞いていること、見ていることなど、子どもの興味の矛先を観察して、そのまま言葉にしましょう。パラレルトークを心がけることで、関係性が深まるほか、子どもの言葉の発達にも役立ちます。

 
※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。
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