華子先生「ただほめればいいんじゃなくて、ほめるときに大事なのは、子どもの行動を親がコントロールするのを目的にしないことです。コントロールっていうのは、『よくできたね』の言葉の下に『またできるといいな』『これからもできる子でいてね』こんな言葉が隠れていないでしょうか」
マコさん「(ドキッ)たしかに...ほめて伸ばすっていい方向に評価することだと思ってました」
華子先生「ほめる言葉がけで大事なのは、子どもを評価することではありません」
マコさん「え!? 子どもを『評価しないほめ方』って、いったいどういうことですか?」
華子先生「ほめることで子どもと喜びを共有してほしいんです! ほめて子どもとの会話が増えることが大事なんですよ」
マコさん「ほめることで大事なのは評価ではなく会話なのか! どうやってほめる...いや子どもの喜びを共有する言葉がけをしたらいいでしょう? いつも言葉が出てこなくて...」
華子先生「言葉がけに困ったらパラレルトークがオススメ。パラレルトークとは、子どもの行動を言葉にして描写すること! 『泡で手を洗っているね!』などです。子どもには『親が見ているよ』というメッセージが伝わります」
マコさん「なるほど、できそう!」