大和いもや長いも、自然薯などさまざまな呼び名がある山のいも。栄養が豊富で、疲労回復や胃腸を整えるのに役立つ上に、いろいろな料理で楽しめるのが魅力です。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「とろろ汁を使ったレシピ」について伺いました。
【前回】夏の滋養強壮には「山のいも」♪ しっかり食べられる「長いも」レシピ5選
【最初から読む】豊富な栄養成分で夏の暑さで疲れた体を労わる♪ 「山のいも」の基礎知識と扱い方
絶品! 村上流麦とろ
長いもでも大和いもでもつくねいもでも、少し粘りに違いがあるだけでおいしくできます。
ミキサーで一気にトロトロに仕上げていくので、食欲がないときでもするり、といただけます。
とろろ汁
1人分332kcal/塩分0.8g(麦ご飯150gを含む)
材料(2人分)
長いも...200g
(A)水...1カップ
(A)和風だしの素(顆粒)...小さじ1/2
(A)みそ...大さじ2
(A)薄口しょうゆ...小さじ1
※大和いもやつくねいもは、長いもと粘度が違うので125g(皮なし)を用意します。
作り方
(1)長いもを洗い、ガスの炎の上で回しながらひげ根を焼く。
(2)手で持つ部分を残してピーラーで皮をむく。
(3)ミキサーにAを入れ、混ぜる。
(4)ミキサーの上で長いもを1cm厚さの輪切りにして加える。最後は皮付きのまま加える。
(5)ミキサーのスイッチを入れてトロトロになるまで回す。
麦ご飯
米...1/2合
麦...1/2合
水...炊飯器内釜の1の目盛りまで
もみのり...少々
米を研いでざるへ上げ、麦は別に洗って合わせておき、普通のご飯の要領で固めに炊き上げる。器に麦ご飯を七分目まで盛り、とろろ汁をかけ、もみのりをのせる。