夏の滋養強壮には「山のいも」♪ しっかり食べられる「長いも」レシピ5選

大和いもや長いも、自然薯などさまざまな呼び名がある山のいも。栄養が豊富で、疲労回復や胃腸を整えるのに役立つ上に、いろいろな料理で楽しめるのが魅力です。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「長いもを使ったレシピ」について伺いました。

【前回】いつもの食事にもう1品♪ サラリとおいしい「山のいも」を使ったレシピ5選

【最初から読む】豊富な栄養成分で夏の暑さで疲れた体を労わる♪ 「山のいも」の基礎知識と扱い方

ガーリックポテト

夏の滋養強壮には「山のいも」♪ しっかり食べられる「長いも」レシピ5選 2108_P030_01.jpg

1人分192kcal/塩分0.7g

材料(2人分)
長いも...300g
揚げ油...適量
(A)塩...小さじ1/5
(A)粉チーズ...大さじ1
(A)ガーリックパウダー ...小さじ1/2
(A)こしょう...少々

作り方
(1)長いもは洗って皮付きのままポリ袋に入れ、耐熱皿にのせ、電子レンジ600Wで3分加熱する。取り出して、皮付きのまま乱切りにする。

(2)揚げ油を170度に熱し、(1)をきつね色になるまで揚げ、油をきる。

(3)紙袋にAを入れて混ぜ、(2)を加えて振ってまぶす。

長いも、にんじん、しめじのごま煮

夏の滋養強壮には「山のいも」♪ しっかり食べられる「長いも」レシピ5選 2108_P030_02.jpg

1人分230kcal/塩分0.9g

材料(2人分)
長いも...100g
にんじん...1/2本(75g)
しめじ...1パック
ごま油...大さじ1
砂糖...大さじ1
(A)しょうゆ...小さじ2
(A)みりん...小さじ1
(A)和風だしの素(顆粒)...小さじ1/2
水...100ml
白すりごま...大さじ2

作り方
(1)長いも、にんじんは皮をむき、乱切りにする。しめじは石突きを除き、ほぐす。

(2)鍋にごま油と(1)を入れて炒め、全体に油が回ったら砂糖を加えて絡め、Aと水を加え、少しずらしてふたをする。

(3)強火で加熱し、沸騰したら弱火にして10~12分煮る。長いもが軟らかくなったら火を止め、すりごまを加えて絡める。

長いものオムレツ

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1人分217kcal/塩分0.7g

材料(2人分)
長いも...70g
卵...4個
塩、こしょう...各少々
サラダ油...小さじ2
ケチャップ...大さじ1
パセリのみじん切り...少々

作り方
(1)長いもは皮をむいてすりおろす。

(2)ボウルに卵を2個割り入れて溶き、塩、こしょうをして(1)を半量加える。

(3)直径20~22cmのフライパンにサラダ油(分量外)を多めに入れて温め、一旦油を全部あける。

(4)(3)のフライパンにサラダ油小さじ1を入れ、(2) を入れ、箸で卵をかき混ぜながら、強めの中火で火を通し、全体が半熟状になったら二つ折りにし、皿に盛る。もう1人分も同様に。ケチャップをかけ、パセリを振る。

【次ページ:ビーフカレーのとろろがけといか明太ペペロンチーノ】

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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『村上祥子のシニア料理教室』

(村上祥子/女子栄養大学出版部)

1,300円+税

月に一回開かれるシニア向け料理教室で人気のメニューが満載。「これならできる!」「食べやすい!」と生徒さんたちに大好評の130のレシピを公開しています。

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。

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