1粒に、みかんやりんごよりもたくさんのミネラルを含む梅の実。その酸味には、疲労回復や食欲増進、殺菌、除菌作用も。冷凍梅や梅干しで作る保存食で、元気を保ちましょう。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに、「梅干しフレークの作り方とを活用レシピ」を教えてもらいました。
【前回】調味料風に使える♪「梅干しサワー」がアクセントの「小鉢料理」レシピ4選
【最初から読む】疲労回復&食欲増進! 代謝を促進して抗酸化作用をアップさせる「梅干しサワー」の作り方
梅干しは飢饉のために考え出された常備食だそう。以前に漬けた梅干しが残っていたら、フレークに変身させて楽しむのもおいしいです。
梅干しを干すだけ
「梅干しフレーク」
小さじ1あたり5kcal/塩分3.3g
材料(できあがり80g)
塩だけで漬けた梅干し...500g(正味400g)
作り方
(1)梅干しの種を取り除く。
(2)果肉だけをクッキングシートを敷いた天板に広げ、カラカラになるまで天日に干す。夏の晴天で1週間、秋の晴天なら2週間ほど干す。
(3)5分の1まで縮み、カチカチになったらミキサーにかけて細かくする。
Q:梅干しサワーやフレークは、どんな梅干しでも作れますか?
A:調味液に漬けた「梅干しもどき」のはちみつ梅やかつお梅などではなく、昔ながらの塩だけで漬けた梅干しを使ってください。保存期間などに違いが出ます。