「干す前アイロン」で除菌!嫌な臭いをさせない「室内干し」3つのコツ

湿度の高い日本では年間を通してカビ対策が必要なことをご存じですか? 今回は、洗濯ソムリエでクリーニング師の松延友記さんにお聞きした「洗濯物の生乾きの悪臭」を防ぐ生活の知恵をご紹介します。

いかに速く乾かせるかが快適な室内干しの肝

生乾きの洗濯物からは、イヤなニオイがしますよね。それは「モラクセラ菌」が発生したため。室内干しでなかなか洗濯物が乾かない間に菌が繁殖してしまうのです。イヤなニオイを防ぐポイントは、まず、なるべく速く乾かす、干す前に菌を抑える、こと。PM2・5や黄砂などによる環境悪化が気になり、年間を通して室内干しをするケースが増えている昨今、覚えておくと役に立ちますよ。

コツ1:部屋干しをするなら窓際ではなく廊下に干す

窓際に干せば日光が当たって速く乾きそうに思えますが、大切なのは「空気の通り道」かどうか。窓側は空気が通りにくく生乾きになりやすいのです。おすすめは廊下。ここなら空気が通りやすく、比較的速く洗濯物が乾きます。どうしても窓際に干したいときは、丸めた新聞紙を洗濯物の下に置くと湿気を吸い取ってくれます。

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コツ2:洗濯物のイヤなニオイは干す前のアイロンがけで解決

干す前にアイロンがけをすると、アイロンの高熱でモラクセラ菌を死滅させることができます。さらにシワも伸ばせるというおまけ付き! ただし、洗濯後、時間がたってからだとすでに菌が発生していて意味がないので、洗いたてがマストです。湿気で伸ばすスチーム機能を使うと効果がないので注意してください。

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アイロンを使用する際は洗濯表示を確認して、洗濯物を焦がさないようにしましょう。

コツ3:ニオイの元を取り去るには酸素系漂白剤がおすすめ

漂白剤は汚れを落とすだけでなく、殺菌作用もあります。部屋干しをする際は、漂白剤を併用しましょう。また、一度生乾きのニオイが付いてしまった衣類は洗濯洗剤で洗っても取れにくのですが、漂白剤につけおきすることで解決できます。ただし、色物や柄物には塩素系ではなく、酸素系漂白剤を使いましょう(洗濯物の洗濯表示等をご確認ください)。

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漂白剤には塩素系と酸素系の2種類あり。塩素系は漂白力が強いため柄物、色物には適しません。

カビや菌にオサラバ!「スッキリ快適!除菌掃除」特集はこちら

取材・文/峰岸美帆 イラスト/木波本陽子

 

松延友記さん

まつのぶ・ともき/洗濯ソムリエ、クリーニング師。「フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー」プロデューサー。メディアやセミナーをとおして、洗濯に関するさまざまな情報を発信。

フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー

ドイツ・ベルリン発のウォッシュサロン。店内にはカフェを併設、洗濯代行サービスもあり。

住所:東京都目黒区中央町1-3-13

電話:03-6412-8671

時間:9:00~21:00

休み:無休

この記事は『毎日が発見』2019年8月号に掲載の情報です。

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