2019年は大変化の年になる二黒土星。意に反する変化もポジティブに受け止めて/展望と開運

2019年はどんな一年になる? 開運のポイントは? 陰陽五行説に物理学や心理学を加え、社会現象の予想では驚異の的中率を誇る「社会運勢学」で読み解いていきます。 社会運勢学会理事の山口知宏(やまぐちともひろ)さんが、九星の本命星別に2019年の運勢をご紹介!

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前の記事「2019年は安定したリズムで暮らせる一白水星。遠方への旅行も吉/展望と開運(3)」はこちら。

 

停滞から大変化の一年に。本当の謙虚さが求められる

/二黒土星(じこくどせい)

二黒土星は以下の生まれ年の人です。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
大正6 昭和元 昭和10 昭和19 昭和28 昭和37 昭和46 昭和55 平成元 平成10
※本命星の探し方は記事文末をご覧ください。


【総運勢】変化を楽しむ生き方へ

2019年は大変革の一年。前半は物事が自分の思うように運ばないことが多く、停滞状態が続く。ただし、停滞が大きければ大きいほど、その反動を受けて、後半に起こる変革の動きが素晴らしいものになる。

後半に起こる変化は自分の意に反する可能性が高いが、それは決して悪いものばかりではない。そのなかには、いくつも良い変化が隠れているので、ポジティブに受け止めることが2019年における大切な心構えとなる。

運勢は1月は好調だが夏場の7月に向けて大きく下降する。3・4月に持ち直すこともあるが、以降は底辺をうろつく。それに反して、周囲の運気は3月から上昇して7月には最高潮に達し、自分と大きく乖離(かいり)する。そのため、自分が不調時に周囲に支えてもらえるかがポイントで、日頃の謙虚さが試される。

2019年の二黒土星のテーマは、多くあるものを減らし、少なくて足りないものを補い、全てを平らかにすることだ。さらには、あらゆる人々の心を穏やかにすることも求められている。この一年は、家族や組織が無事平穏であるためには二黒土星の存在が欠かせないのも事実。そうした自覚がいま以上の人間的な飛躍をもたらすことを知って、この一年を過ごしてほしい。

 
【家庭運】親族との関係を深める年

家族との時間が吉を招く一年となり、親族も含めた付き合いを大切にしたい。お中元・お歳暮、年賀状などの時候の挨拶も欠かさないように。

また、お盆やお正月は家族そろって帰省すると吉。お墓参りや法要への参加もできる限り行うように。たとえ忙しくても、時間は作るものだと考えよう。何事も一家の主が取りまとめることが大事で、妻はそれを立てるようにすればまとまる。

両親が離れて暮らしていたり、老人ホームにいる場合、いつもに増して時間をかけたり、まめに会いに行くこと。ホームパーティーや、高原のリゾートに出かけるのもおすすめ。

 
【健康運】関節の痛みと足元に注意

健康面は不慮の事故やけがに注意したい。階段などで足を踏み外しやすいので注意が必要だ。足首をひねれば、最悪は骨折まで考えられる。また、腰痛や五十肩に悩まされる可能性がある。

春先の4~6月はバイオリズムが落ち、季節の変わり目でもあるので体調の変化に注意を。タケノコご飯を食べると元気が出るので試してほしい。不調があれば、マッサージよりカイロや整体に行って骨格の歪みを矯正すると楽になるだろう。

 

≪2019年はおしゃれで開運≫
2019年は大きくイメージチェンジを図りたい。ワンピースなどは、切り替えの高さが胸下くらいのものを選んだり、秋口にはベストもおすすめだ。思い切ってパッチワーク柄のものに挑戦したり、女性はイヤリングやピアスを着けるのも吉。

●テーマカラー
(年によって各々の星の位置する場所の色。毎年変わる。)
ベージュ、アイボリー、黄色

●ラッキーカラー
(自分の星がいる場所と、自分を結びつけ、快適に過ごさせてくれる接着剤のような役割の色。毎年変わる)
紫、ピンク、オレンジ

●カラーの使い方
ファッションの場合、全体の装いにテーマカラーの服を選び、ラッキーカラーの小物を差し色として身に着けると開運を導ける。

 

 
生まれ年から本命星を探す

個人の運勢は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。

●一白水星
大正7 昭和2 昭和11 昭和20 昭和29 昭和38 昭和47 昭和56 平成2 平成11

●二黒土星
大正6 昭和元 昭和10 昭和19 昭和28 昭和37 昭和46 昭和55 平成元 平成10

●三碧木星
大正5 大正14 昭和9 昭和18 昭和27 昭和36 昭和45 昭和54 昭和63 平成9

●四緑木星
大正4 大正13 昭和8 昭和17 昭和26 昭和35 昭和44 昭和53 昭和62 平成8

●五黄土星
大正3 大正12 昭和7 昭和16 昭和25 昭和34 昭和43 昭和52 昭和61 平成7

●六白金星
大正2 大正11 昭和6 昭和15 昭和24 昭和33 昭和42 昭和51 昭和60 平成6

●七赤金星
大正元 大正10 昭和5 昭和14 昭和23 昭和32 昭和41 昭和50 昭和59 平成5

●八白土星
大正9 昭和4 昭和13 昭和22 昭和31 昭和40 昭和49 昭和58 平成4 平成13

●九紫火星
大正8 昭和3 昭和12 昭和21 昭和30 昭和39 昭和48 昭和57 平成3 平成12

 

次の記事「三碧木星の2019年は、諦めていたことに再挑戦するのに最適な年。リベンジを!/展望と開運(5)」はこちら。

 

 

<教えてくれた人>

山口知宏(やまぐち・ともひろ)さん

社会運勢学会理事。経営コンサルタント。社会運勢学の第一人者・村山幸徳氏に師事し、現在の時勢を気・易・社会運勢学の観点から論じる切り口を取り入れた講演が人気を博している。

この記事は『毎日が発見』2018年12月号に掲載の情報です。

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