2019年は安定したリズムで暮らせる一白水星。遠方への旅行も吉/展望と開運

2019年はどんな一年になる? 開運のポイントは? 陰陽五行説に物理学や心理学を加え、社会現象の予想では驚異の的中率を誇る「社会運勢学」で読み解いていきます。 社会運勢学会理事の山口知宏(やまぐちともひろ)さんが、九星の本命星別に2019年の運勢をご紹介!

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成果を味わう豊かな精神性。一滴の水がいずれ大河となる

/一白水星(いっぱくすいせい)

一白水星は以下の生まれ年の人です。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
大正7 昭和2 昭和11 昭和20 昭和29 昭和38 昭和47 昭和56 平成2 平成11
※本命星の探し方は記事文末をご覧ください。

【総運勢】努力の質に変革を

一年を通じて安定したリズムで生活ができる。生活上で、大きな変化が起こることが少ないから、言い換えれば安心して過ごせる一年ともいえそうだ。

8月には運勢は落ちるが、周囲の運勢の良さが一白水星を救う。2018年までのように、自分が一生懸命になって働くよりも、周囲を信じ、身を委ねるような生き方が運勢を高める。

2019年は「喜び」と「努力」がテーマだが、努力に成果の花を咲かせるためには「役割の自覚」が大切だ。役割は「使命」とも呼ばれ、「いま何をすべきか」に他ならない。こういった自覚がなければ、努力も空回りするだけで、成果を結ぶことはない。

2020年から本格的な人生の転換期に入る一白水星だが、その前兆が2019年に到来する。これまで当たり前として過ごしてきた生活スタイルや、仕事の仕方を見直す時期に来ている。ゆっくりと時間をかけて自己を見つめ直して辿り着いた理想の姿に近づくための努力と、自分の時間を圧迫している「余分なこと」を手放すことを実行してみたい。

 
【家庭運】家族との会話を大切に

2018年の一白水星は、まさに激動と表現するにふさわしい一年だったと思う。高運期であったが、困難と向き合う日々が続いたり、その一方で、自身の生活に大きな変化があり、それまでの自分では考えられないような人生のステージに突入した人も多い。

そうした変化で、日々忙しく過ごしていると、成果を得てもそれを味わう時間がなく、いまだに成長を実感できない一白水星もいる。2019年は激動に一区切りをつけ、穏やかで平穏無事な日常を送りたい。それには、家族との会話と食事がカギとなる。内面のゆとりを大事にするといいので、観劇や映画鑑賞、遠方への旅行もおすすめ。

ただし、夫婦喧嘩(げんか)には注意。余計なひと言が原因で口論になりやすく、会話がネガティブな方向に向くともめ事のもとになるので気を付けよう。基本的には楽しい年なので、家族サービス中心に、自ら楽しむようにするとさらにうまくいく。

 
【健康運】口腔ケアはいまが好機

総じて体調は良好だが、健康増進を考えてウォーキングやヨガなど、適度な運動を取り込むように。体が冷えやすい一年なので、温活などもよい。風邪をひけば、気管支炎などに発展しやすいので注意。

また、口腔ケアも吉の作用が大きいので、痛くなってからではなく、これを機に検査をしたり、メンテナンスをするのもいいだろう。

≪2019年はおしゃれで開運≫
パステルカラーを活用して、かわいらしさを演出してみたい。子どもっぽくなり過ぎない大人のコーディネートを意識するように。高級感があるものを選ぶと吉。男性はネクタイやシャツなどにピンクやオレンジをさりげなく取り入れてみたい。

●テーマカラー
(年によって各々の星の位置する場所の色。毎年変わる。)
ピンク、オレンジ

●ラッキーカラー
(自分の星がいる場所と、自分を結びつけ、快適に過ごさせてくれる接着剤のような役割の色。毎年変わる)
ゴールド、シルバー、パールホワイト

●カラーの使い方
ファッションの場合、全体の装いにテーマカラーの服を選び、ラッキーカラーの小物を差し色として身に着けると開運を導ける。

 

 
生まれ年から本命星を探す

個人の運勢は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。

●一白水星
大正7 昭和2 昭和11 昭和20 昭和29 昭和38 昭和47 昭和56 平成2 平成11

●二黒土星
大正6 昭和元 昭和10 昭和19 昭和28 昭和37 昭和46 昭和55 平成元 平成10

●三碧木星
大正5 大正14 昭和9 昭和18 昭和27 昭和36 昭和45 昭和54 昭和63 平成9

●四緑木星
大正4 大正13 昭和8 昭和17 昭和26 昭和35 昭和44 昭和53 昭和62 平成8

●五黄土星
大正3 大正12 昭和7 昭和16 昭和25 昭和34 昭和43 昭和52 昭和61 平成7

●六白金星
大正2 大正11 昭和6 昭和15 昭和24 昭和33 昭和42 昭和51 昭和60 平成6

●七赤金星
大正元 大正10 昭和5 昭和14 昭和23 昭和32 昭和41 昭和50 昭和59 平成5

●八白土星
大正9 昭和4 昭和13 昭和22 昭和31 昭和40 昭和49 昭和58 平成4 平成13

●九紫火星
大正8 昭和3 昭和12 昭和21 昭和30 昭和39 昭和48 昭和57 平成3 平成12

 

次の記事2019年は大変化の年になる二黒土星。意に反する変化もポジティブに受け止めて/展望と開運(4)」はこちら。

 

 

<教えてくれた人>

山口知宏(やまぐち・ともひろ)さん

社会運勢学会理事。経営コンサルタント。社会運勢学の第一人者・村山幸徳氏に師事し、現在の時勢を気・易・社会運勢学の観点から論じる切り口を取り入れた講演が人気を博している。

この記事は『毎日が発見』2018年12月号に掲載の情報です。

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