冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方

みずみずしさにあふれた夏野菜が出回る季節、自家製の漬物を楽しんでみませんか? 旬の野菜と発酵パワーで、夏を乗り切りましょう。今回は料理家の井澤由美子さんに、炒めものやスープにも応用できる漬物「オクラとピーマンの塩麹漬け」のレシピを教えていただきました。

シャキシャキの食感が楽しい
「オクラとピーマンの塩麹漬け」

冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方 2008_P036_01.jpg

●1人分23kcal/塩分1.1g
●保存 冷蔵で4~5日

炒めものやスープにも応用できる漬物です。しょうがをたっぷり加えて体を温める効果もアップ。

冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方 2008_P036_02.jpg

材料(作りやすい分量・4~5人分)
オクラ...7本
ピーマン...5個
塩麹...大さじ2~3
塩...適量
しょうが...1かけ

《こんな野菜でも漬けられます!》
青とうがらし、薄切りのゴーヤ、なすなど。

作り方
① ピーマンはへたと種を除き、オクラの太さに合わせて縦に切る。オクラはがくの硬い部分をむき、さっと塩ゆでして縦半分に切る。しょうがは皮つきのまま細切りにする。

冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方 2008_P036_03.jpg

野菜は同じような大きさ、形に切ると均一に漬かりやすく、見た目もきれい。

② 密封式保存袋にピーマンを入れ、塩麹を加えてよくもみ込む。

冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方 2008_P036_04.jpg

野菜は何度かに分けて入れると全体に塩麹がなじみやすい。

③ オクラ、しょうがを加えてさっともみ混ぜる。

冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方 2008_P036_05.jpg

袋を使う場合は、空気を抜いて密封すると少ない調味料でしっかり漬かる。

「オクラとピーマンの塩麹漬け」をおいしくアレンジ

アレンジ:オクラとピーマンの簡単冷や汁

冷や汁にもぴったりなんです♪「オクラとピーマンの塩麴漬け」の作り方 2008_P036_06.jpg

さらさら食べられる一杯。食欲のない日にも

材料と作り方(2人分)
ボウルにみそ小さじ2、水260ml、氷2~3個を入れて溶き混ぜ、みそ汁を作る。器にご飯1人分150gを盛り、粗く刻んだオクラとピーマンの塩麹漬け適量をのせる。みそ汁をかけて塩昆布適量をのせ、七味とうがらし少々をふる。

【まとめ読み】特集「旬を味わえる夏の漬物」

取材・文/佐藤由香、坂本典子(シェルト*ゴ) 撮影/吉田篤史

 

料理家・調理師
井澤由美子(いざわ・ゆみこ)
季節の素材とその特性を生かしたシンプルでおいしい料理が人気。薬膳にも造詣が深く、発酵食品作りはライフワークとなっている。『体がよろこぶお漬け物』(誠文堂新光社)など著書多数。

shoei.jpg

『体がよろこぶ お漬け物 乳酸発酵の力で、体の中から美しく』

井澤 由美子/誠文堂新光社

今回の特集で「夏の漬物」を教えてくださった井澤さんの「お漬け物指南書」の決定版。塩でもむだけの乳酸キャベツはもちろん、ご飯のお供にかかせないぬか漬け、汁ごと味わう絶品水キムチ、一度は作りたい本格的な白菜キムチなど、多彩な「お漬物」が紹介されています♪

井澤由美子さん公式サイト

この記事は『毎日が発見』2020年7月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP