疲労回復に加え、美肌効果も♪「ミニトマトの甘酒梅麹漬け」の作り方

みずみずしさにあふれた夏野菜が出回る季節、自家製の漬物を楽しんでみませんか? 旬の野菜と発酵パワーで、夏を乗り切りましょう。今回は料理家の井澤由美子さんに、甘酒の麹と梅のクエン酸で疲労回復効果が高まり、美肌効果も期待できるミニトマトの甘酒梅麹漬け」の作り方を教えていただきました。

甘酸っぱさが美味。美肌効果も
「ミニトマトの甘酒梅麹漬け」

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1人分51kcal/塩分2.4g
●保存 冷蔵で約1週間

ミニトマトのリコピン、甘酒の麹と梅のクエン酸で疲労回復効果が高まります。甘酒は麹が生きている冷蔵品がおすすめ。

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材料(作りやすい分量・約4人分)
ミニトマト...30個(300g)
梅干し...4~5個(塩分によって量を調整)
はちみつ...20g
甘酒...200ml

《こんな野菜でも漬けられます!》
みょうが、セロリなど。

作り方
① ミニトマトはへたを取って洗い、水けを拭く。竹串を刺して2、3カ所穴をあけ、容器に入れる。

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竹串で穴をあけると、味がしみ込みやすくなる。

② 梅干しは種を取って包丁で細かくたたき、ボウルに入れる。はちみつを加えて泡立て器でよく混ぜ、さらに甘酒を加えてよく混ぜる。

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梅干しは塩分15%程度のものがおすすめ。

③ ①に②を流し入れて、3時間ほど冷蔵室におく。

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漬けだれを入れて、容器をひと回し。時間をおくと水分が抜けて全体が漬かる。

【まとめ読み】特集「旬を味わえる夏の漬物」

取材・文/佐藤由香、坂本典子(シェルト*ゴ) 撮影/吉田篤史

 

料理家・調理師
井澤由美子(いざわ・ゆみこ)
季節の素材とその特性を生かしたシンプルでおいしい料理が人気。薬膳にも造詣が深く、発酵食品作りはライフワークとなっている。『体がよろこぶお漬け物』(誠文堂新光社)など著書多数。

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『体がよろこぶ お漬け物 乳酸発酵の力で、体の中から美しく』

井澤 由美子/誠文堂新光社

今回の特集で「夏の漬物」を教えてくださった井澤さんの「お漬け物指南書」の決定版。塩でもむだけの乳酸キャベツはもちろん、ご飯のお供にかかせないぬか漬け、汁ごと味わう絶品水キムチ、一度は作りたい本格的な白菜キムチなど、多彩な「お漬物」が紹介されています♪

井澤由美子さん公式サイト

この記事は『毎日が発見』2020年7月号に掲載の情報です。

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