「ダメ男だと馬鹿にされていた」夫が離婚を決めた、45歳妻の「決定的な一言」

夫が「もう限界だ」と感じた、妻の「決定的な一言」

先に聞くが、夫の不倫はどうして知ったのだろう。

「夫に告白されるまでまったくわかりませんでした。3か月ほど前に突然、言われたんです。好きな人がいる、彼女と一緒になりたいって。結婚して15年、それまで1ミリたりとも疑ったことはなかったから、あまりにびっくりしてどっきりか何かかと思ったくらいです。慰謝料も養育費も払うし、今住んでいるマンションも渡すから別れてほしいって」

それを聞いた時、どう思った?

「頭が真っ白になりました。でも、なんとか冷静さを保って理由を聞いたんです。そしたら『朱里はいつも僕を見下していた』と言われました」

実際、そうだったのだろうか。

「もちろん否定しました。あなたのことをそんなふうに思ったことは一度もないし、いつも感謝してるって。でも夫は『結婚してから、朱里はずっと僕のことを駄目男だとバカにしていた。僕が何か言ってもいつも返事の代わりに呆れたようなため息を返して、何かというとママ友のパパを持ち出して比較した。そういうすべてが辛かった』って言われました。さらに『それでも、あんなに好きだった朱里と結婚できたんだから幸せなんだって自分に言い聞かせてきた。でももう限界だ』って。決定的だったのは『こんな使えない男とわかってたら結婚しなかったのに』と言われた時だそうです」

 

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※本記事は唯川恵著の書籍『男と女 恋愛の落とし前』から一部抜粋・編集しました。

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