東日本大震災から10年。改めて防災について考えてみた方も多いのではないでしょうか。でもなにから始めればいい？ 万が一に備えるべきものは？ 家でやるべき備えは？ 今回は、「暮らしの防災アイデア」の中から4つの便利グッズを災害レスキューナースの辻直美さんに教えていただきました！
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暮らしの防災アイデア
地震に強い家づくりのための、100円グッズを使ったアイデアをご紹介。
被害を最小限にし、安心して住める家を目指しましょう。
●家電の転倒・落下を防ぐ＜寝室・リビング・キッチン＞
辻さんが「飛ぶ凶器」と呼ぶ家電類。こんな重たいものが？と思うようなものが、大きな地震の振動により、飛んでくるといいます。【耐震マット（耐震ジェル）】をテレビや炊飯器、ポットなどの下に取り付けておきましょう。
耐震マット
●家具の転倒を防ぐ＜寝室・リビング・キッチン＞
家具の下にはさみこんでおくだけで、棚やタンスといった家具の転倒を防ぐことができる【家具転倒防止安定板】。「家具は壁から３cmほど離して置き、家具が壁に寄りかかるように設置すると良いでしょう」（辻さん）
長短サイズ違いがあります！ 家具転倒防止安定板
●家具の移動を防ぐ＜寝室・リビング・キッチン＞
キャスター付きの家具は震災時に転がりやすく、人にぶつかったり、倒れて中身が散乱してしまったりして危険になることも。キャスターの下に入れる専用の【固定具】で転がらないようにしておくと安全で安心です。
キャスター用固定具
●ガラスの飛散を防ぐ<リビング・キッチン＞
ガラスが付いた食器棚や収納棚は、収納物がガラスに当たって割れてしまうことがあります。【ガラス飛散防止フィルム】や、【ガラス飛散防止スプレー】等を利用して対策を。
ガラス飛散防止フィルム
【まとめ読み】特集『100均で備える「防災グッズ」』記事リスト
取材・文／和栗 恵 撮影／中筋 純 イラスト／柏原昇店
