大和いもや長いも、自然薯などさまざまな呼び名がある山のいも。栄養が豊富で、疲労回復や胃腸を整えるのに役立つ上に、いろいろな料理で楽しめるのが魅力です。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「山のいもを使ったレシピ」について伺いました。
【前回】豊富な栄養成分で夏の暑さで疲れた体を労わる♪ 「山のいも」の基礎知識と扱い方
サラリとおいしい山のいもレシピ
「長いもと干しえびのとろろ昆布あえ」
1人分71kcal/塩分0.4g
材料(2人分)
長いも...70g
三つ葉...2本
とろろ昆布...少々
干しえび...小さじ2
塩、こしょう...各少々
エクストラバージンオリーブ油...小さじ2
作り方
(1)三つ葉は2cm長さに切る。とろろ昆布は、はさみで1cm長さに切る。
(2)長いもは皮をむき、スライサーで薄切りにしてボウルに入れる。(1)を加え、塩、こしょうを振る。
(3)フライパンにオリーブ油と干しえびを入れて弱火にかけ、いい香りがたってきたら火を止め、(2)に回しかけて混ぜる。
「長いものマーマレード酢みそがけ」
1人分121kcal/塩分0.5g
材料(2人分)
長いも...200g
(A)白みそ...大さじ1
(A)マーマレード(細かく刻む)...大さじ1
(A)オリーブ油...小さじ1
(A)酢...小さじ1/2
作り方
(1)長いもは皮をむき、あればスライサーでせん切りに、なければ3mm幅の輪切りにしてから重ねてせん切りにする。
(2)ボウルにAを入れ、滑らかになるまで混ぜる。
(3)器に(1)を盛り、(2)をかける。
「長いもと貝割れ菜のたたきあえ」
1人分59kcal/塩分0.4g
材料(2人分)
長いも...100g
貝割れ菜...1パック(60g)
(A)しょうゆ...小さじ1
(A)サラダ油...小さじ1
作り方
(1)長いもは皮をむいて細かくたたき、ボウルに入れてAを加え、とろみが出るまで混ぜる。
(2)貝割れ菜は根元を切り落とし、3cm長さに切る。(1)に加えて混ぜ、器に盛る。
「山のいもポテトサラダ」
1人分166kcal/塩分0.3g
材料(2人分)
好みの山のいも...200g
マヨネーズ...大さじ2
パセリのみじん切り...少々
作り方
(1)長いもは洗って皮付きのままポリ袋に入れ、耐熱皿にのせ、電子レンジ600Wで4分加熱する。
(2)取り出して皮をむき、マッシュする。粗熱が取れたらマヨネーズを加え、パセリを散らす。
「長いもとカニかまの小付け」
1人分84kcal/塩分0.5g
材料(2人分)
長いも...70g
カニ風味かまぼこ...2本
大根おろし...70g
塩、こしょう...各少々
オリーブ油...小さじ2
刻みのり...少々
作り方
(1)長いもは洗って水けをふき、ガスの炎でひげ根を焼き、縦半分に切って、2~3mm幅の薄切りにする。
(2)カニかまは3cm長さに切ってほぐす。
(3)器に(1)を盛り、塩、こしょうを振り、オリーブ油をかける。大根おろしと(2)、刻みのりをのせる。