腸内環境を整えたり、疲労回復の促進の効果が期待できる甘酒。レンジを使うことで手軽に自宅で作ることができますし、味のバリエーションも多いのが特徴。今回は本誌連載でおなじみの村上祥子さんにレシピを教えてもらいました。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年1月号に掲載の情報です。
【前回】あえ衣に加えて調味料に! 甘酒を使った「小さいおかず」レシピ4選【 料理研究家の村上祥子さんが指南】
甘酒で柔らかジューシー
甘酒は肉や魚を柔らかくジューシーにしてくれます。
【ビーフの甘酒レモンじょうゆ焼き】
1人分332kcal/塩分1.1g
材料(2人分)
牛もも肉(しゃぶしゃぶ用薄切り)...200g
(A)甘酒・しょうゆ・レモンの搾り汁...各大さじ1
(A)酒...大さじ2
(A)にんにくのすりおろし...小さじ1
温かいご飯...80g
小ねぎの小口切り...適量
黒こしょう...少々
クレソン...2本
作り方
(1)牛肉は冷蔵していた場合は室温に戻す。
(2)フライパンに(A)を入れて強火で温め、フワーッと沸騰してきたら牛肉を1枚ずつ両手で広げて入れ、裏返さずにすぐ皿に取る。
(3)皿にご飯を盛り、小ねぎを振り、(2)をのせる。フライパンに残ったソースを肉にかけ、こしょうを振り、クレソンを添える。
<おいしさのコツ>
薄切り肉なので加熱するのは片面だけ。ミディアムレア仕上げに。
【鯛の煮付け】
1人分142kcal/塩分0.9g
材料(2人分)鯛(三枚おろし)...2切れ
(A)甘酒・しょうゆ・酒...各大さじ1
サラダ菜...4枚
ししとう...4個
作り方
(1)ハジケ防止に、鯛の皮に1本切り目を入れる。ししとうも破裂防止に包丁の先で突いておく。
(2)耐熱ボウルに(A)を合わせ、鯛の皮を上にして入れ、スプーンで煮汁をすくってかけ、ししとうも加え、ふんわりとラップをする。電子レンジ600Wで3分加熱する。
(3)器1枚にサラダ菜2枚を敷き、(2)をのせ、煮汁をかける。
<おいしさのコツ>
電子レンジ加熱では膜のあるものは破裂します。そのため鯛の皮に1本切り目を入れます。