『セレブのカバンはなぜ小さいのか お金と幸せの秘密ルール』 (桜井美帆/KADOKAWA)第6回【全7回】
ハッピーマネー小説『セレブのカバンはなぜ小さいのか お金と幸せの秘密ルール』(KADOKAWA)の主人公のジュンは、仕事も恋もうまくいかず、夜ごと、お酒を飲みながら人生を嘆く派遣社員。「貧乏・不幸マインド」に支配され、自分自身の可能性を信じられない女性です。物語はジュンが行きつけのバーで、謎の大富豪メディチーナさんと偶然出会ったことで、大きく転換しはじめます。彼女は幸せなお金持ちになれるのでしょうか? スピリチュアルな内容だけにとどまらず、セレブの振る舞いや資産運用にまで踏み込んだこの小説から一節を抜粋しご紹介します。
※本記事は桜井美帆著の書籍「セレブのカバンはなぜ小さいのか お金と幸せの秘密ルール」から一部抜粋・編集しました。
そこから、二人でいろんな話をした。
メディチーナさんは、私より15歳も年上なこと。
誰もが知る大手企業で働いていたときは早く会社を辞めたかったこと。
子供が大好きで保育士になりたかったのに、なれなかったこと。
子供ができないと言われ、落ち込んだときのこと。
結婚したのに離婚になり、自殺未遂したときのこと。
後進国の子供を支援したら、助けが必要なのは日本の母親と啓示された話。
アメリカ横断を3回してアメリカで起業したこと。
NYでサロンをオープンした話。
資産を増やせと教わり、不動産や事業投資で資産を築いた話。
43カ国のパワースポットを巡って開運し続けてきたこと。
どの話も楽しく刺激的で話が弾んだ。
中でも最も印象に残ったのはエゴを捨てて神様のメッセージで生きているという話だった。
小我と大我がいて、小我はエゴだらけの小さな自分。大我は、神様が宿った自分。誰でもどちらも持ち合わせているという。だから、小さな自分は捨てて、大きな神が宿った自分を選択していくと運気が上がるという。
エゴなんて考えたこともなかったが、私はダメダメな自分は、小さな自分で間違いないと思った。でも、神様が自分に宿るなんて信じられないし、いまいち、ピンと来なかった。エゴを捨てるというのもやり方がわからない。やっぱり、私になんてできないと思った。
「あれ? もしかして疑ってない? 今のネガティブな感情がエゴの骨頂なのよ。これから自分から湧いてくる感情よりも、無限の可能性とか未来の可能性など前向きな考えを優先するの。だって、神様だったらなんでも叶えられるって思わない?」
「まぁ...」
確かに神様だったらどんな願いも叶えてくれそうだ。
「でも、そのためにはどうしたらいいんですか?」
「そうね、幸運の女神には前髪しかないって言われているから、何事も神様サインをキャッチして3秒ルールで行動したらいいの」
「神様サイン?」
「そう。エゴが出てるときは、愚痴っぽくなるから、それに気づいたら愚痴を止めるの。そして、思考するよりも行動よ。直感に従って、パッと浮かんだことを3秒以内に行動してみるの。それは、神様からのメッセージだから。なんのことかよくわからなくても行動すると、次のメッセージがちゃんと届くようになってるの。やってみてね」
【ルール】愚痴やエゴを捨てて直感に従って行動する