2022年の運勢を調べてみませんか? 「陰陽五行説」は生まれた年で簡単に調べられます。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに陰陽五行説で見る本命星別2022年私の「運勢」と「人間関係」について詳しく解説していただきました。
生まれ年から本命星を探す
個人の運勢は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
皆さんの運勢をチェックしてください!
破壊と再生を経て
加速する世界を生き抜く
コロナによって全ての風景が変わりました。
西洋占星術では200年に1度の転換期であり、2020年末から風の時代に入ったといわれています。
社会運勢学においても、2017年から3年間のシンギュラー・ポイントという転換期を経て、2020年から新たな時代を迎えると以前より伝えてきました。
その結果、宇宙に流れるエネルギーの質が大きく変わり、時代も大転換しようとしています。
2022年の十干「壬(みずのえ)」は、女偏をつけると、はらむという意味の「妊」になり、人偏をつけると「任」となります。
それゆえ、2022年は新たな可能性をはらむ年になり、それを誰が責任を持って担うかがとても重要になります。
前年の「辛(かのと)」のつらさから、やり残した責任を担う真のリーダーの登場が待たれる時。
その先駆けとして、自民党総裁選が注目を集めたのは記憶に新しいでしょう。
2022年の十二支は「寅」で、部首の「宀(うかんむり)」は、家などの建物や組織を表します。
また、寅には「伸びる」という意味もあり、組織の中で助け合うことで、あらゆる事柄が伸びていきます。
2022年はコロナ禍で傷んだ経済の回復がテーマとなり、経済のV字回復が期待されます。
2022年の九星は「五黄土星」が担当しています。
この星本来の居場所は中央で、2022年は定位置に帰還するため、世の中が本来の姿に返る年になります。
また、五黄には破壊と再生という意味もあり、再生のためには問題を洗いざらい清算する必要があります。
いわば運勢の大掃除が始まるので、ほこりも立てばゴミもたくさん出ます。
ゆえに、一定の混乱は避けられない年となるでしょう。
2022年、世の中の動きは?
日本の政治・経済
2021年11月、自民党の岸田文雄総裁が第101代首相に選出された。官僚の立場を理解する岸田首相が、大胆な規制改革・構造改革に乗り出せるかどうかが最大の注目点だが、前途は明るい。
テクノロジー
人工知能や仮想現実、拡張現実の融合により、世界を一変させるような出来事が、かつてない勢いで現実化されることが予測される。製薬業界が飛躍的な進化を遂げつつあるのもその一つ。
自然災害
五黄土星の年は災害が多い。近年は豪雨が頻発していて、2022年もゲリラ豪雨や土石流の被害に注意が必要。自分の生活エリアにどのようなリスクが潜んでいるか、情報収集も欠かせない。
テーマカラーとは?
年によって各々の星が位置する場所の色。毎年変わる。テーマカラーの服を選ぶと開運を導ける。
ラッキーカラーとは?
自分の星がいる場所と、自分を結びつけ、快適に過ごさせてくれる接着剤のような役割の色。毎年変わる。
恵方(2022年は北)
恵方とは
一年の徳(チャンス)がある方位のこと。2022年は「北」で、正確には北30度のうち西寄りの10度に恵方がかかる。自宅から750m以上離れた恵方の神社仏閣や教会などをお参りすれば「恵方参り」となる。
恵方置きは蓮と水墨画
一年間とどまった恵方のパワーを家族にも及ばせるなら「恵方置き」が有効。2022年は、家の中に方位磁石を置いて北を測定し、その延長線上の壁際に恵方グッズを置くといい。2022年は蓮の絵や写真、水墨画など白黒のものを飾ると効果的。
取材・文/田辺千菊(Choki!) イラスト/宮下 和