きものの帯をリフォームして生活小物を作ってみましょう。巻く・畳む・結ぶの3通りの作り方なのでとても簡単です。定期誌『毎日が発見』で人気の連載「マミ山本さんのきもの小物でリフォーム」より、「帯を素材にした暮らしの小物」をご紹介します。
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畳んでリボンを付けて...
クラッチバッグ
長方形に裁った帯を三つに畳み、布端をかがればバッグ本体のできあがり。夏帯の布地は薄く柔らかいものが多いですが、芯入りのものを使えばしっかり仕上がります。共布の大きなリボンを付けて華やかに。
ふたになる上部を開けたところ。袋状になっている下半分に物を入れます。
本体とリボンの間にふたになる上部の布を挟んで、口が開かないようにします。スナップボタンを付ける手間がなく見た目もスマートです。
畳んで結べば
パーテーション
帯を切らずに1本そのまま使ったパーテーションです。掛ける場所に合わせて折り畳み、端に結び目を作るだけ。棚の前なら写真のように目隠しに。壁に掛けて部屋飾りにしても。
結ぶだけ!
かご飾り
帯はクラッチバッグ(ページ上部)に使ったものと同じ。縦半分に折り、かごに巻いてきゅっと結びました。絹の光沢が映えて、普段使いのかごが一変しますから、試してみてください。
片結びを2回しています。かごからすぐに外せるのもうれしいところです。