便秘の改善も期待! お腹を外からと内から温める「くびれ温活術」【川嶋 朗先生が指南】

4首温活にプラスすると効果が高まる
ぽかぽか食習慣

4首温活の効果を高めるために、ぜひとも取り入れたい食習慣をご紹介。冷え知らずの体づくりに役立てましょう。

腸内環境を整え免疫力アップ!
冷え取り最強キムチ鍋

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「鍋料理は温活に最適。中でも私が良く食べているのがキムチ鍋です。カプサイシンの効果で新陳代謝が高まり、脂肪がエネルギーに変わるため血行が良くなります」(川嶋先生)

最強具材(1)キムチ
乳酸菌やカプサイシン、ビタミン、食物繊維が豊富。腸内環境を改善し、血流を高めます。

最強具材(2)豚肉
豚肉はビタミンBが豊富な食材。このビタミンBが体内で糖質をエネルギーに変え、体を温めます。

最強具材(3)にら
抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンE 、疲労回復に役立つアリシンなどの栄養が豊富。

最強具材(4)豆腐
良質なたんぱく質が摂取できるとともに、脳の老化を防ぐとされるレシチンやコリンも含まれています。

こんな鍋もおすすめ!

ごま担々鍋
カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラル補給に。カプサイシンが血行を促進し体を温めます。

豆乳鍋
植物性たんぱく質やイソフラボン、鉄、リノール酸などが摂取できます。

一口30回よく嚙んで体温を上げる

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「体を温めるためには、よく嚙んで食べることが大切。歯肉の中の神経から脳に信号が伝わり、神経ヒスタミンが分泌。内臓脂肪の燃焼を促し、熱が生み出されます。一口につき、30回以上嚙むのが理想的です」(川嶋先生)

冷えない体づくりに
ホットフルーツスムージー

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「栄養価が高く食物繊維が豊富な果物は積極的に取りたいもの。体を温める効果があるとされるりんごやぶどう、オレンジ、桃などで作り、朝食に添えましょう。にんじんやかぼちゃなど、体を温める野菜を加えてもいいですね」(川嶋先生)

作り方
(1)お好みのフルーツ(100~150g程度)は、皮を取り除き一口大に切る。
(2)ミキサーまたはジューサーに(1)と熱湯100~150mLを入れ、なめらかになるまで攪拌する。生姜やはちみつを加えても。

構成・取材・文/和栗 恵 撮影/工藤真衣子 モデル/白鳥 友 スタイリスト/片野坂圭子

 

<教えてくれた人>
神奈川歯科大学大学院
統合医療学講座・特任教授
川嶋 朗(かわしま・あきら)先生

北海道大学医学部卒業後、 東京女子医科大学に入局。腎臓病、膠原病、高血圧などを専門としつつ、自然治癒力を重視し、近代西洋医学と漢方などの伝統医療を統合した医療の研究・臨床を手がける。

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不調を改善するテクニックが満載
『不調が消え、免疫力アップ 毎日の冷えとり漢方

(川嶋 朗/河出書房新社)

頭痛や肩こり、慢性的な疲労感やイライラなど、多くの女性が抱える体の不調を和らげ、免疫力を高めるためのヒントが詰まった一冊。毎日できるプチ習慣や漢方の知恵も紹介。

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