つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】

足腰の痛みやしびれで歩けない、足に力が入らない...。脊柱管狭窄症によるそんな悩みは、体の使い方次第で改善できます。寝たままラクにできる体操で、快適に動ける体を手に入れましょう。

【前回】つらい腰痛に。脊柱管狭窄症は「寝たまま体操」で反り腰を改善【徳島大学医学部の西良浩一教授が伝授】

胸の背骨をやわらかくする

前腕で床押し
5回

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P044-045_01.jpg

(1)手のひらを顔の横に置き、ひじを床につけ、ゆっくり息を吸う

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P044-045_02.jpg

(2)息を吐きながら5秒かけてゆっくり上体を反らす
(3)いったん息を吸い、再び吐きながら5秒かけて元の姿勢に戻る

ポイント
おへそを床にしっかりつけた状態で行いましょう。

ねこのポーズ
約1分(3回繰り返す)

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P044-045_03.jpg

(1)四つんばいになり、視線は床へ向ける

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P042-043_08_W500.jpg

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P044-045_05.jpg

(2)口から息を吐きながら、背中と腰を上へ引き上げる

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P042-043_08_W500.jpg

つらい腰痛は「寝たまま体操」で胸の背骨と股関節を柔軟に!【徳島大学医学部の西良浩一教授が指南】 2307_P044-045_07.jpg

(3)口から息を吐きながら、背中だけを反らせて胸を開く

ポイント
両手の間からへそをのぞき込むようにすると、背中を引き上げやすい。

 

<教えてくれた人>

徳島大学医学部運動機能外科学(整形外科)教授
西良浩一(さいりょう・こういち)先生

医学博士。徳島大学医学部卒業。2010年帝京大学医学部附属溝口病院整形外科准教授、13年より現職。丁寧な問診による原因究明診断とピラティスを応用した運動療法を取り入れた治療に定評がある。

2307_P044-045_13 (1).jpg『運動を頑張らなくても脊柱管狭窄症がよくなる1分ほぐし大全』

著:西良浩一 文響社 1,782円(税込)

 

脊柱管狭窄症がラクになる運動やケアの他、最新の治療も網羅した一冊。正しい体の使い方や背骨の動かし方を覚えて足腰の痛み、しびれを克服。


お湯につかるだけで、肌の汚れが落ちる入浴剤!

a.jpg

イオンの力で肌の老廃物を落とす入浴剤。肌はしっとり、つるつるに。界面活性剤やパラベン、着色料、香料は一切ゼロ。敏感肌の方、赤ちゃんからお年寄りまでお使いいただけます。

▶詳細はコチラ!

この記事は『毎日が発見』2023年7月号に掲載の情報です。
PAGE TOP