足腰の痛みやしびれで歩けない、足に力が入らない...。脊柱管狭窄症によるそんな悩みは、体の使い方次第で改善できます。寝たままラクにできる体操で、快適に動ける体を手に入れましょう。
【前回】つらい腰痛に。脊柱管狭窄症は「寝たまま体操」で反り腰を改善【徳島大学医学部の西良浩一教授が伝授】
胸の背骨をやわらかくする
前腕で床押し
5回
(1)手のひらを顔の横に置き、ひじを床につけ、ゆっくり息を吸う
(2)息を吐きながら5秒かけてゆっくり上体を反らす
(3)いったん息を吸い、再び吐きながら5秒かけて元の姿勢に戻る
ポイント
おへそを床にしっかりつけた状態で行いましょう。
ねこのポーズ
約1分(3回繰り返す)
(1)四つんばいになり、視線は床へ向ける
(2)口から息を吐きながら、背中と腰を上へ引き上げる
(3)口から息を吐きながら、背中だけを反らせて胸を開く
ポイント
両手の間からへそをのぞき込むようにすると、背中を引き上げやすい。